センスがなくても「読みやすい文章」を書くための5つのコツを紹介します

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こんにちは、ユキガオ(@yukigao_22)です。

  • 文章を書くのが苦手
  • 書いたけど読みづらい
  • 言いたいことはあるのに文章にならない

そんな悩みを持ったことはありませんか?

あるある!!僕、言いたいことはたくさんあるのに文章書くのはすごく苦手!

(書くの…?)
何で苦手だって思うの?

うまく言葉がまとまらないし、読み返しても分かりづらくなるんだよ

それなら、オススメの方法があるよ!

ブログを「読みやすい」と言ってもらえた

2016年9月にこのブログを始めて以来、私の文章を「読みやすい」と言ってくださる方々がいます。

すごく嬉しい。

ブログって不特定多数の人に読んでもらいたいから、分かりやすく書きたいなって思ってるんです。

だから、こうして「読みやすい」「分かりやすい」と言ってもらえるのは有難いんですよね。

文章力は技術でカバーできる

あのさ!それって君にセンスがあるからじゃないの!?自慢なの?

そうじゃないよ(笑)文章を書くのには、コツがあると思うんだ

よく「文章はセンスだ」と言われることがあります。

たとえ伝えたいことがハッキリしていても、センスがなければ良い文章は書けない…

そんな風に思ってる人も、いるんじゃないでしょうか?

だけど私は、こう思います。

「文章力」という技術を身につければ、誰でも読みやすい文章は書ける!と。

いくつかのコツを掴めば、あとはそれに従って書くだけ。

たくさん書いていくうちに、文章も洗練されていきます。

逆に、いくら良い文章が書ける人でも、長いこと書かずにいたら書けなくなる。

スポーツの練習なんかと同じです。

読みやすい文章って何だろう?

そもそも、読みやすい文章って何だと思いますか?

私が思うのは、こんな文章。

  1. 伝えたいことがハッキリ分かる
  2. テンポよく読める
  3. 読んだあとにスッキリする

大まかにですが、この3つがポイントだと考えています。

逆に読みづらい文章としては

  • 何が言いたいか分からない
  • ダラダラ書かれてて読むのが辛くなる
  • 読み終わっても頭に「?」が残る

こういう文章を見かけると、最後まで読んだとしても二度と読みたくないですよね…

つまり、伝えたいことをテンポ良く理論立てて書くことがポイントなんです。

読みやすい文章のために心掛けている5つのこと

私はサラリーマンだった頃、文章をたくさん書きました。

議事録に報告書に稟議書…

どれも上司や役員に向けて書くので、いかに理解してもらえるかを意識しながら書いていました。

そんな私が文章を書くときに心掛けていることを5つご紹介します!

①分かりやすい言葉で書く

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よく言われるのが「子供が理解できるように書く」というもの。

もちろん、実際に読ませるのは大人ですから漢字や熟語を全て小学生レベルにする必要はありません。

無駄に難しい言葉を使っていないか?って考えるだけでいいんです。

日常会話で使わないような熟語や言い回しは、読む人を混乱させるだけ。

字数制限がないのなら、できるだけ簡単な言葉を使いましょう。

そして分かりやすく書く上で一番大事なのは「自分が理解している」ことです。

これは業務報告書なんかが特にそうですが、理解できてないことは分かりやすくなんて書けません。

ブログでオピニオン(意見)を書く場合でも、「自分がどう考えたのか」をクリアにしてから書くといいと思いますよ。

②根拠をハッキリさせる

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何の根拠も必要ない文章もあります。

だけど、自分の伝えたいことをサポートしてくれるのは明確な根拠です。

例えば「〇〇の売り上げが伸びています」ということを伝えたいなら、その実績値を出さないといけない。

オピニオンの場合でも、そう考えた元となる出来事があるはずですよね。

それが何なのかを書くだけで、グンと説得力が増します。

根拠が必要なのにどこにも書かれてなかったら、読み終わってもずっと「?」が残ってしまいます。

③読みやすいレイアウトを考える

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言葉や内容だけでなく、視覚的な読みやすさも大事です。

プレゼンの資料でも「どこからどう読むのか」「伝えたいことは何か」がパッと見て分かる。

ブログだったら、こまめに改行をしたり、定期的に見出しをつける。

逆に、大事なことが小さな文字で書かれてたり、読むときにあっちこっち視点を動かすようなものはNG。

「読む」ということは「見る」ということでもあるので、目で見たときに混乱しない書き方をしたいですね。

④声に出して読んでみる

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これはよく、仕事で報告をするときにやってました。

声に出して読むことで、文章の流れがおかしい部分に気付けるんです。

「そして〜そして〜」みたいに、接続詞を繰り返して使っていないか?

変な日本語になっていないか?

ダラダラとした文章になっていないか?

声に出して自分が「ん?」と思った部分は、他の人に読ませても絶対に「ん?」と思われます。

文章の途中で違和感があると、そこから内容が頭に入らなくなるので気を付けたいところ。

⑤伝えたい相手を想定する

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これから書く文章を誰に伝えたいのか?を決めておくと、伝わりやすい文章になります。

ペルソナ(読者像)とも言いますが、読んでほしい人が絞られているならその人に向かって書くイメージ。

私がオピニオンを書くときは、過去の自分に向けて書いてます。

昔悩んでいた自分に、「こんな風に考えれば大丈夫だよ」って伝える。

そういうイメージを持つことで、読みやすいし共感されやすい文章になると思うんです。

補足:本をたくさん読もう!

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ここまで5つのコツをお伝えしましたが、「一文でも書けない!」という人にオススメなのは本を読むことです。

私はめちゃくちゃ本が好きで、高校生の頃は週に7冊読むほどの活字中毒でした。(主に小説)

社会人になってからも、図書館に通って気になる本を片っ端から読んだし、今でももちろん読んでます。

読むのは小説でもビジネス書でも何でもいいです。

本になっているものは校閲されているので、文章の接続の仕方や言葉の使い方が参考になります

小説の場合は作家さん独特の文章もあるので、「読みやすい」と思ったものだけ読めばいいと思います。

たくさん読むことで、文章に対する苦手意識も減らせますよ。

もっとコツを知りたいなら

ここまではあくまで私個人の意見ですが、きっと誰でもすぐに真似できるし、ある程度まで読みやすくなると思います。

だけど、文章の専門家ではありません。

もっと細かいコツ(段落の立て方や話の作り方など)は、文章の書き方の本で学んだ方がいいです。

いろんな本が出されていますが、私がイチオシなのはこちら。

これはブログを書く人全員に当てはまるようなコツが書かれているので、めちゃくちゃ参考になります。

私もときどき見返しては、文章を書くときの参考にしています。

内容は大きく4つ。

第1講・・・読みやすい文章に不可欠なリズムとは?

第2講・・・文章はどう構成すればいいのか?

第3講・・・読者を引きつける条件とは?

第4講・・・編集するとはどういうことか?

20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)」より

それぞれに具体的なコツが書かれていて、すぐにでも実践できるものばかり。

もちろん読みやすいのでささっと読めます

ブログだけでなく、一般的な文章全般に当てはまる。

文章が苦手な人だけでなく、「もっと読みやすく書きたい!」という人にもオススメですよ!

まぁ、君の文章もまだまだだけどね

うっ!…精進します

ユキガオ

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長崎生まれ・神奈川在住の陶芸家。会社員10年目で脱サラし、好きなことして生きていくために奮闘中。
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