
「好きなことをして生きたい」と思い、脱サラして陶芸の道に進んだ私。
会社を辞めたあとはフリーランスという働き方を選び、自分の好きなこと(陶芸、文章を書くこと)なんかを仕事にして生きています。
そんなことを言っていると、LINE@に「好きなことをして生きたいです」というメッセージをいただくことも。
だけど、「好きなことをして生きる」って必ずしも私のような生き方をすることではないんですよね。
「好きなことをして生きる」は何通りも道がある
私は陶芸作家として、自分で作品を作り、自分で販売するという仕事のやり方をしています。
だけど、陶芸に携わる仕事は他にもたくさんある。
陶器屋さんで働くでもいいし、窯元(≒陶器を作って売っている会社)で働くでもいい。
そしてそれは、どんな道であれ「好きなこと」をしていると思えたらそれでいいわけです。
たとえば窯元で働く若い子も、「好きなことをして生きている」一人。
陶芸の窯元で働いてる若い子と話してたら「この世界は厳しいし薄給だけど、好きなことしてるから充実してます」って言ってて。
それを聞いたとき、純粋に「いいなぁ」って思ったんだよね。素敵だなぁって。
“好きなことをして生きる”って、いろんな形がある。
そしてそこには、正解も不正解もない。
— ユキガオ (@yukigao_22) 2018年5月9日
- 会社に勤めないこと
- 働く仲間を選べること
- いろんな仕事ができること
それも「好きなことをして生きる」のメリットかもしれない。
だけど、働き方・生き方ってそれだけじゃない。
どんな道であっても、自分が「好きなことをできている」と思えたならそれが正解。
誰かに「間違ってる」と言われようが、稼ぎが他の職業に比べて低かろうが、決して不正解なんかじゃない。
正解を探すのではなく、正解にする方法を探す
「自分の好きなことを仕事にしよう」と叫ばれる今、声の大きい人の生き方が正解に見えてしまうこともあります。
だけど、人の幸せの形に正解がないように、生き方にも正解・不正解はない。
自分が満足できているかどうか。それだけです。
「そうは言っても、なかなか難しい…」
なんて思う人は、「できない」理由を探すんじゃなくて「できる」方法を考えてみてください。
ちょっと「難しいかな」ってことに挑戦しない限り、進歩はない。
どうやったら「できない」を「できる」に変えられるか考える。
できない理由を見つけるんじゃなく、できる方法を探す。
そこに頭を使って手を動かしてはじめて、一歩先の自分に出会える。
そう思いながら、陶芸をやってます。 pic.twitter.com/FPqpXqXOAp
— ユキガオ (@yukigao_22) 2018年5月9日
「好きなことで生きる」ということも、「難しい」と思って諦めたらできないままです。
どうやったら実現できるか?という観点で物事を見れば、解決の糸口が見えるもの。
自分の人生に満足できていない人。
自分の好きなことを諦めてしまっている人。
ぜひ一度、自分の好きなことができる仕事を考えてみてください。
そして、それを叶えるために今自分ができることを見つけてみてください。
きっと「好きなことで生きていく」ための道が見つかると思いますよ。
ユキガオ
最新記事 by ユキガオ (全て見る)
- 自分の使いたいものを作る。これからの陶芸のテーマは「原点回帰」 - 2021年4月28日
- 子供が生まれたからこそ感じた「ものづくりの喜び」と「自分の好きなこと」 - 2021年1月9日
- 個展で展示した一輪挿しをネットショップで販売します。 - 2020年7月27日
- 母になりました。 - 2020年6月1日
- すぐに結果を出すことよりも、ずっと続けていくことを大切に。 - 2020年3月29日