

ストレングスファインダーって聞いたことありますか?
こちらの本に書いてあるアクセスコードを入手し、それを使って診断を受け、自分の資質を知るというものです。
私は過去にこの診断を受けていて、自分の資質を知っていました。それがこちら。

そして、ストレングスファインダーについていろんな人と話しているうちに「面白い!」と思うように。
だけど…
「自分の資質(強み)、使いこなせてるんだろうか…?」
という不安がずっとあったんです。他人のいいところは見えるのに、自分の強みとなると途端に見えなくなる…
ということで、こちらのワークショップに参加してきました。
【7/1名古屋開催】自分の強みを活かせ!ストレングスファインダーで自己理解ワークショップ
このワークショップ、本当に「参加してよかった!」と思えたので、私が学んだこと・考えたことをシェアします!
自己理解ワークショップで得た5つの学び

このワークショップで学んだのは次の5つのこと。
- 資質は強みにも弱みにもなる
- 資質を持っていなくても目標は達成できる
- 資質からモチベーションを生み出す方法
- 資質を武器として使う鍵は「成功体験」にあり
- 成功の近道は「はっぱカッター」より「10万ボルト」
これらの学びは、自分を伸ばして強くなるために大事なことばかり。
逆に、これを知らないまま頑張っていたら「努力してるのにちっとも報われない!」という状態に陥るかもしれないんです…!
特に「自分の好きなことをして生きたい」と思って新しい道を模索している場合、どう行動するべきか手探りの連続。
そんな時に、自己理解はとっても心強い道しるべになってくれます。
1. 資質は強みにも弱みにもなる
まず知っておかないといけないのは、「それぞれの資質は強みにもなれば弱みにもなりうる」ということ。
たとえば「調和性」という資質なら
- 強み:無駄な衝突を避け、みんなの合意点を見つけることができる
- 弱み:和を重んじて、言いたいことを我慢してしまう
という感じ。
私は2位の資質がこの「調和性」なんですが、言いたいことを我慢して物事を穏便に済ませようとしがち…
これはまだ「強み」として活かせていない状態です。
活かせているかどうかは、その資質を他者のために使えているかどうかで判断できます。

2. 資質を持っていなくても目標は達成できる
人によって上位資質は全然違います。
たとえば私の5位「成長促進」は、人の成長にエネルギーを注ぐことができる資質。
これって、誰かを育てたりものを教えたりする立場の人にぴったりな資質なんです。
だけど、この資質がなくても「いい先生」になることはできます。
たとえば「学習欲」が上位にあるなら、幅広い知識を自分で身につけてそれを人に教えることができるかもしれない。
「信念」が上位なら、確固たる価値観で生徒たちにモチベーションを与えて引っ張ることができるかもしれない。
自分の欲しかった資質が上位になくても、別のアプローチを考えることができるんです。

3. 資質からモチベーションを生み出す方法
何かを頑張るときって、どこかにモチベーションがありますよね。
そのモチベーションの源泉も、人それぞれの資質によって違うんです。
たとえば「自我」が上位の人は、「人にかっこいいと思われたい」「褒められたい」がモチベーションに。
「成長促進」が上位なら、「誰かの背中を押したい」や「人の成長を見るのが嬉しい」というように。
頑張りたいものがあるとき、何をモチベーションにすれば一番やる気が出るのか?
それを知るためにも、自分の上位資質を知っておくことが大切なんですよね。

4. 資質を武器として使う鍵は「成功体験」にあり
「自分の資質がどんなときに役立っているんだろう?」と思ってしまうこと、ありますよね。
私は1位の「内省」という資質がまさにそう。

と、すごく疑問でした。
だけど実は、
- 物事を深く考えることができる
- 本質的な部分まで思い至ることができる
という強みがあって、「本質的な部分まで言語化できていなかった人に、気づきを与える」という武器になり得るんです。
これは、友人と話していて「言語化してくれてありがとう、スッキリしたよ!」と言ってもらえた経験(=成功体験)により気づけた活かし方。
同じように、他の資質も実はいろんなところで役に立っているものなんです。

5. 成長の近道は「はっぱカッター」より「10まんボルト」
「ポケットモンスター」通称・ポケモンは、今やどんな世代の人も知る有名なゲームですよね。
そんなポケモンに出てくる「ピカチュウ」は、「でんきショック」などの電気タイプの攻撃ができるモンスター。
そしてもう一匹、「フシギダネ」という草タイプのモンスターは「はっぱカッター」という技で戦うことができます。
それぞれタイプが違うモンスター。それぞれに得意な技があるわけです。
だからピカチュウが強くなるためには、自分と違うタイプの「はっぱカッター」を使えるようになるより、電気タイプでもっと強力な「10まんボルト」を覚えた方が圧倒的に近道。
この例えは、ワークショップ内で八木さんが話された内容です。めちゃくちゃわかりやすくて腑に落ちました。
このように、自分の資質にないものをカバーすることより、自分の資質をより磨き上げた方が早く成長できるということです。

自己理解には他者との比較が必要
この5つの学び、いかがでしたか?
これを読んだだけでも「なんとなく理解できた」という気持ちになるかもしれません。
もちろん、そう思ってもらえるように書きました。
だけど、本当に意味で自己理解を深めるためには、他者との対話が不可欠なんです。
なぜなら、自分で考えているもの・見えていることには限りがあるから。
ワークショップなどで、いろんなタイプの人の考えや経験を聞くことで、初めて「自分にとっての当たり前は、当たり前じゃなかったんだ」ということに気づけるんです。
普段仲のいい人と話していても気づきは得られますが、初対面の人と話すのも新鮮で気づけることが増える。
だから、本当に自己理解を深めたいならワークショップに参加してみてほしいなと思います。(別にPRではないですが…!)

自分と他者を知ることで世界は穏やかになる

成長が早くなったり、今よりずっと成功できたり…自分を知ることで得られるメリットはたくさんあります。
だけど私がストレングスファインダーを受けてから感じる一番のメリットは「他人に寛容になれる」という点です。
前までは

と、自分の常識を他人にも当てはめて考えていました。
「人と自分は違う」って、頭では理解できているようで、心まで納得することはなかなか難しいんですよね…つい、イラっとしてしまう。
だけどストレングスファインダーを受け、多くの友人と資質について話をしているうちに「私の当たり前は、みんなの当たり前じゃない」ということをきちんと理解できたんです。
みんながそれぞれに強みを持っているし、逆に弱みもある。
100%理解し合うことはできないけど、困ったときは助け合える。
こう思えるようになったことで、私の世界はぐんと穏やかになりました。
自分を知り、今より成長するために。
他者を知り、今より優しくなるために。
ぜひストレングスファインダーを受けて、その結果を活かしてほしいなと思います。
ユキガオ
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