
こんにちは、基本的に自信のないユキガオ(@yukigao_22)です。
「長所は何?」と聞かれても、「真面目」くらいしか答えられないようなタイプの私。
でもそれじゃあ、自分で仕事を作り出したいと思った時に困るんですよね。
- 得意なことが分からないと、仕事の方向性が見えない
- どんなアプローチをすれば上手くいくのか分からない
- 全部一人でやるには、時間にも体力にも限界がある
- そもそも自分にはどんな事業が向いてるんだろう…
そんな風に悩んでいたところ、オススメされたのがこの本でした。
これ、いろんな人がレビューしてるし怪しい本なのかな…とか正直思ってました。(ごめんなさい)
でも実際にやってみたら面白かったので、本の概要と私の診断結果をお伝えします!
結論から言うと、めちゃくちゃ意外だけど納得のいく結果でした。
それに、この本を読んで気付けたのは自分の才能だけじゃなかったんです。
ストレングスファインダーって何?
本書によれば、ストレングスファインダーとは
強みになりうる最も優れた潜在能力の源泉を見つけること
簡単に言うと、生まれ持った自分の思考・行動パターンを知り、それを強みとして生かそうというもの。
例えば…
- 「競争が苦手だな」という人が他人と張り合うと疲れる
- 人に合わせるのが嫌いな人が無理に合わせると消耗する
こんな風にどれだけ頑張っても、自分の才能じゃないことをすると違和感が生じます。
でも、他の場面では難なくこなせることだってあるはず。
逆に「競争が好き」とか「人に合わせるのが得意」っていう人たちがいて、それはその人の才能なわけです。
そういった自分にとっての才能を見つけてくれるツールが、このストレングスファインダーなんですね。
ストレングス・ファインダーは占いではない
特定の型にはめて人を診断するのって、「血液型占いみたいなもの?」と思っちゃいます。
でもストレングスファインダーは、たくさんの質問に答えることで個人の思考・行動パターンを見つけていくもの。
それも割と答えにくいものが多いし、似たような設問もあって答えるのが難しい…
だからこそ、自分でも気づかない資質が割り出せるのかなという気がしました。
それに、結果が出たところでそれぞれの資質の伸ばし方は人それぞれ。
あくまで自分の潜在的な才能に気付くためのツールとして使う感じです。
どうやって診断するの?
診断は、本の中に書かれたサイトを検索し、一冊に一つ付いてるアクセスコードを入力すればOK。
アクセスコードは本の最後に綴じ込みでついてます。

サイトにアクセスするとこんなページが。(下の方へスクロールすると、日本語に切り替えられます)

そのあと、基本事項を登録したら診断開始です。

100個以上の質問に答えていくと、診断結果が出ます。
時間は約35分。
20秒以内で、パッと思いついた答えを入力しないといけないのがちょっと大変。
でもあまり考えないように答えることがポイントなので、直感で答えていきます。
ユキガオの診断結果
そして私の診断結果がこちら。

上から順に強い資質らしいですが、基本的にそう大差はないんだとか。
それぞれの特徴について簡単に説明するとこんな感じです。
1. 内省
頭脳活動に多くの時間を費やします。内省的で、自分の頭の中で考えるのが好きで、知的な討論が好きです。
2. 調和性
意見の一致を求めます。意見の衝突を嫌い、異なる意見でも一致する点を探ります。
3. 収集心
より多くの知識を求める知りたがり屋です。ものを集めたり、あらゆる種類の情報を蓄積したりするのが好きな人が、このタイプに多くみられます。
4. 学習欲
学習意欲が旺盛で、常に向上を望んでいます。特に結果よりも学習すること自体に意義を見出します。
5. 成長促進
他人の持つ可能性を認識し、それを伸ばし、目覚めさせます。他人の小さな進歩の兆候を見逃さず、このような進歩を実現することから充足感を得ます。
結果は予想外だったけど納得
事前に本を読んだり他の人の診断結果を見たりして、「自分はこうかな」って想像してました。
でも、出てきた結果は自分の予想外な資質ばかり。
もっと「慎重さ」とか「責任感」とか出てくると思ってたので。
じゃあ的外れな結果だったかというと、全然そんなことはないんですよね。
言われてみればそうだ
って思うようなことばかり。
特に一番目に出てきた「内省」は、無意識だったけどめちゃくちゃやってたんです。
実は私、人のツイートとかメールの文面を見て
この人、私に対して怒ってるのかも?
それって、こないだのアレが原因なんじゃない?
って考えちゃうんですよ…
この癖には自分でも気付いてたんですが、ネガティブなのが原因だとばかり思ってました。
裏を返せば、人の発言の真意を深く考えてたってことなんですよね。
- 才能って本当に無意識なもの
- 短所と思ってたことが自分を伸ばすキッカケになる
そんなことに気付かされました。
読み物としての本書の感想
文章が回りくどい。
訳書だから仕方ないけど、読みづらいですね…
でも、このくどい文章を読み飛ばすと結論に対して「?」となる可能性があるので読んだ方がいいかも。
なんだかんだで私は全文読みました。
そもそも350ページ以上あるので長いんですけどね。
才能を知ると生きやすくなる
この本を読んで良かったのは、欠点だと思っていたことも「才能」であると思えるようになったこと。
そして、人の得手・不得手は、生まれ持った才能が違うからだと気付けたことです。
自分の才能は最大限伸ばせばいいし、自分に足りない部分は他の人に補ってもらえばいい。
無理に苦手なことを克服するんじゃなくて、自分が得意としていることをいかに使いこなすか考えればいい。
そんな風に割り切れるから、すごく生きやすくなります。
自分で自分の才能に気付けていればそれでいいけど、普通は自分で気付けないですよね。
だから、何かの分野で飛び抜けて活躍したい!と思う人じゃなくても試してみる価値があるなぁと感じました。
まだやったことない人はぜひやってみてください!(そして結果が知りたい…)
(注)中古を買うと診断ができない恐れがあるので、新品を買いましょう。
ユキガオ
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