
タイトルの通り、私の体の中に新しい命を授かりました。現在、妊娠19週目(5ヶ月目)。
このまま何もなければ、2020年5月に出産予定です。
…と、報告自体は以上なんですが、妊娠がわかってからのことや、今考えていることなども合わせてお伝えできればと思います。
*これは、noteで公開していた記事に一部加筆修正したものです。
想像以上に辛かった「つわり」
妊娠していることがわかってすぐに「つわり」と呼ばれる症状が始まり、それが2ヶ月ほど続きました。
はじめは、食の好みが変わったり、睡眠薬を飲まされたかのように異様な眠気に襲われたりという程度。(それでも日常生活に支障をきたすので、世の中の働く妊婦さんは本当に本当に本当にすごい)
だけど妊娠6週目あたりから11月頭(13週目)まで、ずっと「吐きつわり」という症状が続きます。
とにかく気持ち悪い。24時間、船酔い状態です。食べても食べなくても気持ち悪くて、ひたすら寝てばかりの日々。
現時点ではもう、つわりの辛さしか記憶にないくらい、しんどかったです…
ある人は「つわり全然なかったよ」と言い、またある人は「安定期に入るまでずっと辛かった」「水を飲んでも吐いていた」と言うくらい、人によって症状や辛さは異なります。
だからこそ、自分の辛さを誰にもわかってもらえないし、病気ではないから耐えるしかない。
正直、妊娠がわかってから11月の頭まで、命を授かった喜びを味わうというより、つわりの辛さと自分が動けないもどかしさでいっぱいでした。
夫の理解と思いやりに救われる日々
辛いつわりと闘う日々の中で救いだったのは、夫が私の辛さを理解しようとしてくれたこと。
寝て起きては少し食べてまた寝て…ということを繰り返し、仕事も家事もまともにできない私に、文句を言うどころか「つらいね」と共感の言葉をかけてくれ、家事や買い物など私のできないことを率先してやってくれたんです。
つわりが酷かった2ヶ月、私は笑うことも減ったし、夫のために何かしてあげることもできなかった。共働きで家計を成り立たせていたのに、私は仕事ができなくなり収入はゼロへ。
それでも、常に私の体を思いやり、一緒にいられる日は毎日お腹の赤ちゃんに声をかけてくれ、私が食べられそうなものを買ってきてくれた。
つわりがおさまった今もその優しさは変わりません。一緒に出かけるときは私の行動と周囲の状況に気を配り、私の荷物も持ってくれる。いつも私の体調を気にかけてくれている。
夫の思いやりがなかったら、私はもっと辛かっただろうし、不自由だっただろうな、と。この人を選んで本当によかった、と心から思いました。
ちなみに新居の下見・契約もすべて夫に丸投げ。妊娠してからの検診も、仕事が入っていないときは一緒についてきてくれています。もうほんと、感謝しかない…
今後の仕事のこと、生活のこと

京都から神奈川への引越しも重なったので仕事が止まっていましたが、新居での生活もだいぶ落ち着いてきたので、少しずつ仕事を復活させています。
陶芸に関しては、京都を離れたことでできなくなってしまったことも多いのですが、自宅での制作は続けていきます。個展も年明けに開催します。
妊娠したことで色々と感じることや世の中に伝えたいことも増え、新しいテーマでの制作にも取り掛かっています。
妊娠して体が思うように動かせないこともあるし、出産すればそれこそ自由な時間は減るんだけれど、それでも作りたいものがあるって幸せだな、と。
生まれたら生まれたで、子供をテーマにした作品を作ったり子供と一緒にものづくりを楽しめるかもしれない…といった期待もあります。
ということで、2ヶ月間の苦しいつわり期を乗り越え、今はだいぶ元気になったユキガオです。まずは体を第一に考え、無理のない範囲で責任持って仕事を続けていきたいと思っています。
お腹の子ともども、これからも応援していてもらえると嬉しいです!
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