
こんにちは、通信制大学で陶芸を学ぶユキガオ(@yukigao_22)です。
「陶芸をやっている」と話すと、よくこんな反応が返ってきます。
- いいなー!
- 面白そうだよね
- 前にやったことあるよ
- やってみたい!
え、みんな陶芸好きなの?
そうみたいだね〜。あんまり拒否反応は無い気がする
まぁ実は僕もちょっと興味あるけど…陶芸ってどうやって始めたらいいか分かんないんだよ
どれくらい陶芸をやりたいのかによって、始め方は変わってくると思うよ!
どの段階までやってみたい?
陶器は1日で完成するものではありません。
簡単なステップを説明すると…
- 土で形を作る
- 余分な土を削る
- 素焼き
- 釉薬をかける
- 本焼き
- 完成
作るものやデザインにもよりますが、大まかにこの流れで作っていきます。
そして各ステップの間には、程よいタイミングになるのを待つ必要があります。
例えば1から2の間には、土を削るのにちょうどいいタイミングまで乾かさなければなりません。
そんな風に、時間を置く必要があるので、陶芸体験なんかでは1のステップまでしかできないんです。
では、最初から最後まで作りたい場合はどうしたらいいのか?
ちゃんと陶芸のことを学びたい場合はどこに行けばいいのか?
どこまで陶芸に関わりたいのか、その段階ごとにオススメの始め方をご紹介します!
1. お試しなら陶芸体験
- 土に触ってみたい
- ろくろを回してみたい
- 土で何か作ってみたい
それならオススメは、陶芸体験です。
2〜3時間程度で形を作るところまで体験することができます。
asoview!などの予約サイトを使えば、各地の陶芸教室などでまとめて探すことができるので便利ですよ!
「○○(地名) 陶芸体験」と検索すればいくつか候補が出てきますので、アクセスや料金を見比べて予約してみてください。
料金は1回3,000〜4,000円程度が相場だと感じています。(※教室によって異なります)
1〜2ヶ月後に、完成品が送られてくるので、手軽に陶芸が楽しめます。
どんな感じか試してみたい人や、友達と楽しむのにオススメ。
2. 最後まで作りたいなら陶芸教室
形を作って削って釉薬をかけて…
と、全ての工程を自分で行いたいなら陶芸教室に通いましょう。
週に1回でも十分作っていけるので、趣味として始めるのにピッタリです。
週1ペースで通うなら、1ヶ月でだいたい全ての工程を体験できると思います。
料金は本当にピンキリなので、ネットで調べた後で見学させてもらってもいいかもしれません。
「低料金だけど教え方がイマイチ」だと、続けるのが辛くなってしまうので、教室の雰囲気を知っておくことは大切です。
3. 基礎から学ぶなら専門の大学
- 土の扱い方をしっかり学びたい
- 釉薬について研究したい
- 色んな作り方を体型的に学びたい
そういう方には専門の大学がオススメです。
仕事をしていても、私が通っているような通信制大学なら大丈夫。
定期的に大学へ通って授業を受ける必要はありますが、学べることはかなり多いです。
作り方も一通り教えてもらえますし、カリキュラムもしっかり組んであるので安心。
もちろん、仕事を辞めて通学部へ入学するのもありです。
色々な学校がありますので、住んでいる地域で調べてみてください!
デメリットを挙げるなら、卒業するのが結構大変なのと、学費がかかることでしょう。
そこも併せて検討してみてくださいね。
4. 職人になりたいなら訓練校
「職人になりたい!」という意気込みがあるなら、陶芸の訓練校がオススメ。
これも「○○(地名) 陶芸 訓練校」と検索すれば出てきます。
訓練校は平日の日中に学校へ通う必要があるので、仕事をしながらでは難しいです。
そして基本的に、卒業後はその土地の製陶所で勤めることが前提になっています。
私みたいに、好きなところで好きなように作りたいという場合には、あまり向かないかなと…
そして実際に職人さんだった女性は
決められたものを作るのは、自分に合わなかった
と言って、私と同じ大学へ入って勉強し直していました。
ただ、圧倒的に技術がつきます!
活躍している陶芸家さんでも、訓練校を出ている方は多いです。
まずは正確に作れるように、訓練校へ入ってみるのもいいと思いますよ。
授業料はかかりますが、大学ほどかからないのが嬉しい。
自分に合った方法で陶芸を始めて見よう
陶芸って、楽しいんですよ。
大人になっても、土を触るのって楽しいし気持ちいい。癒されます。
特に、仕事や人間関係で疲れている人は陶芸に触れて欲しいなと思います。
ただし、陶芸の始め方には注意。
ちょっとやってみたかっただけなのに陶芸教室に入って後悔したり、逆にしっかり学びたいのに学べなくて悔しい思いをしたり…
そうならないためにも、自分がどれくらい陶芸と関わりたいのかしっかり考えてみてください。
自分に合った方法で陶芸と付き合えたら、思いきり楽しめますよ!
まずは陶芸体験でお試しするのがオススメなので、ぜひお住いの地域で陶芸体験にトライしてみてくださいね。
ユキガオ
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