
こんにちは、ユキガオ(@yukigao_22)です。
2017年8月10日、CAMPFIREの新たなサービス『polca』がリリースされました。
速報
CAMPFIREが、フレンドファンディング アプリ「polca(ポルカ)」提供開始
〜コミュニケーションが生まれる、新しいお金集めのカタチ 〜https://t.co/kY3Ioa2fBrCAMPFIREの新サービス、スタート#polca @polca_jp pic.twitter.com/ZRO951Ue0j
— CAMPFIREキャンプファイヤー (@CAMPFIREjp) 2017年8月10日
polca(ポルカ)とは?
polca(ポルカ)は、株式会社CAMPFIREがリリースしたアプリケーションの名前です。
クラウド(=群衆)から資金調達するというクラウドファンディングと違い、polcaは友人間での送金・集金が行えるフレンドファンディングというもの。
ざっくり説明すると…
- 少額(300円)から支援可能
- 目標金額も10万円までしか設定できない
- リンクを知ってる人だけが支援できる
- スマホアプリからしか使えない
一見、クラウドファンディングの縮小版のように思えるこのpolca。
だけどこのサービスには、CAMPFIRE代表の家入一真さんの「優しい社会に」という想いが込められています。
polcaは割り勘や送金・決済アプリでは無く、コミュニティサービスです。個人と個人で成り立つ小さなコミュニティと共にお金が流通する、優しい世界を目指しています。 #polca
— 家入 一真 @polca出来たよー! (@hbkr) 2017年8月10日
インターネット黎明期からずっと関わってきた人間として、距離も時間も国境も超えて個人が繋がれる世界がインターネットによって実現したことは喜ばしいのだけど、一方で多発する炎上を見てると「人と人はわかりあえない」という事実が明確になってしまったのも側面としてあるなと思っています。
— 家入 一真 @polca出来たよー! (@hbkr) 2017年8月10日
インターネット空間はこれからも広がり続けるでしょう。一方で個人を中心とした、居心地の良いコミュニティは小さく小さくなり続けるのではないでしょうか。それを僕らは小さな経済圏と呼んでいます。身近な友人や共通の趣味などで繋がった個人同士で、時には支えあいながら生きていく。
— 家入 一真 @polca出来たよー! (@hbkr) 2017年8月10日
CAMPFIREを運営してきた身として、多くの方々に気持ちや思いを訴え、共感や応援とともにお金を集めるクラウドファンディングという手法がようやく広がってきたのを実感する今日この頃ですが、一方でやはりまだまだハードルの高さを訴える方々が多いのも現実です。
— 家入 一真 @polca出来たよー! (@hbkr) 2017年8月10日
身近な友人や会社の同僚、サークルの仲間、地域のつながりなど、緩やかに閉じられたコミュニティ、個人と個人が繋がり合う小さな経済圏の中で、気軽にお金を集めたり誰かを支援したりする仕組みは出来ないか?というアイデアから、ポルカは生まれました。
— 家入 一真 @polca出来たよー! (@hbkr) 2017年8月10日
クラウドからフレンドファンディングへ。「お金”で”もっとなめらかに、お金”を”もっとなめらかに。」をビジョンに、お金がコミュニケーションと共に流通する、個人を中心とした、小さく、そしてやさしい経済圏をつくっていきます。 https://t.co/47Wck2X0qw #polca
— 家入 一真 @polca出来たよー! (@hbkr) 2017年8月10日
使うポイントは「仲間内」「少額」「わくわく」
そんなpolca、どう使ったらいいのでしょうか?
リリース直後から色んな企画や、それに対する意見を目にして私が感じた「polcaらしい使い方」のポイントを3つ挙げてみます。
①仲間内で何かを企画するときに
これまで仲間内で「一人○○円ね〜」とお金を集めていたことが、polcaで代用できます。
「こんなイベントがしたい」という企画をpolcaで作り、そのリンクから「支援」という形で集金しましょう。
誰か一人がお金を建て替えて後で集金…なんてこともなく、全国どこでもスムーズに集金可能。
リンクも仲間内にしか送らなければ、他の人から見ることができないのでサプライズだって大丈夫。
②少ない金額(〜数万円)を集めたいときに
クラウドファンディングでは、数百万円という大きな支援を受けるプロジェクトもあります。
だけどpolcaはそもそも最低支援額が300円で、目標額も最高10万円まで。
みんながちょっとずつ出し合って、ささやかなことを実現させるイメージですね。
大きな金額の支援だと二の足を踏む人も多いし、企画する人もかなり勇気がいります。
だけどpolcaなら、数千円から数万円の企画をどんどん提案できる。
支援する方も「300円なら」と、気楽に支援できる。
まさに、身近な経済圏をゆるく繋ぐツールです。
③「わくわく」できる企画のために
いくら仲間内で少額を集めるとは言っても、面白くない企画や誰も得をしないようなものにお金は出しません。
やっぱり「わくわくできる」かどうかは大切。
楽しそうなパーティだったり、大切な仲間へのプレゼントは、想像するだけでわくわくしますよね。
そんな「わくわく」をもっとたくさん作れるのがpolcaなのかな、と思います。
polcaらしい使い方の例を考えた
そうは言っても、具体的にどんな企画にすればいいの?
ポイントが分かったところで、実際に企画を立てるならどんな感じがいいんだろう…
そう悩む人、多いんじゃないかと思います。
そこで、上記3点を踏まえた具体的な使い方をご紹介します!
polcaはまだリリースされたばかりで、使い方に迷ってる人や今上がってる企画に違和感を覚えてる人も多いはず
というわけで、私が考える「polcaっぽい」使い方を考えてみました✍️
ポイントは、どちらも「仲間内でやる」ということ#polca pic.twitter.com/aX56TcUdbG
— ユキガオ (@yukigao_22) 2017年8月11日
①友人を集めたイベントを開催したい!

パーティーでもイベントでもOK。
友達同士で集まって「こんなことやりたい!」というものに必要なお金を集めましょう。
イベント内容が魅力的だったらなおヨシ。
お返しは「イベント参加権」です。
支援した人だけが参加できるという仕組み。
誘いたい友人グループ内にリンクを送り、参加できる人・参加したい人だけを募ることができます。
polcaは、目標額に達しなくても集まったお金を受け取ることができるので、人数が集まらなかったら規模縮小してやりましょう(笑)
②友人に結婚祝いを贈りたい!

結婚祝いは、自分一人で贈ったってもちろんいいんです。
大切な友人なんですから。
だけどみんなからのお祝いって、なんか嬉しくないですか?
お祝いの品にメッセージカードが付いてて、そこに色んな人からのお祝いメッセージや名前が並んでたら…
きっともらった方も、すごく喜んでくれると思います。
そんなお祝いの品を贈るための資金も、賛同者を募って集めましょう。
たくさん集まったら、想像してたよりずっといいものを贈れるかもしれません。
polcaでもっと“なめらかな”経済を
家入一真さんのツイートにもあるように、polcaの思想のポイントは「なめらかな経済」です。
何かのためにお金を出し渋ることなく。
誰かのためにすんなりお金を出して経済を回せるような。
そして自分が困ったときにお金がまた回ってくるような。
そんななめらかで優しい社会を作りたいんだろうな、と私は感じています。
「お金がない」
「でもpolcaがある」
そんな風に、みんなが気軽にお金を出し合えるような社会になったら、きっと社会全体が優しい空気に包まれるんじゃないかな。
polcaを使うことに迷っている人は、ぜひこの提案を参考にして使ってみてくださいね!
ユキガオ
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