話題の『polca(ポルカ)』をどう使う?polcaらしい使い方を提案してみた

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こんにちは、ユキガオ(@yukigao_22)です。

2017年8月10日、CAMPFIREの新たなサービス『polca』がリリースされました。

polca(ポルカ)とは?

polca(ポルカ)は、株式会社CAMPFIREがリリースしたアプリケーションの名前です。

クラウド(=群衆)から資金調達するというクラウドファンディングと違い、polcaは友人間での送金・集金が行えるフレンドファンディングというもの。

ざっくり説明すると…

  • 少額(300円)から支援可能
  • 目標金額も10万円までしか設定できない
  • リンクを知ってる人だけが支援できる
  • スマホアプリからしか使えない

一見、クラウドファンディングの縮小版のように思えるこのpolca。

だけどこのサービスには、CAMPFIRE代表の家入一真さんの「優しい社会に」という想いが込められています。

使うポイントは「仲間内」「少額」「わくわく」

そんなpolca、どう使ったらいいのでしょうか?

リリース直後から色んな企画や、それに対する意見を目にして私が感じた「polcaらしい使い方」のポイントを3つ挙げてみます。

①仲間内で何かを企画するときに

これまで仲間内で「一人○○円ね〜」とお金を集めていたことが、polcaで代用できます。

「こんなイベントがしたい」という企画をpolcaで作り、そのリンクから「支援」という形で集金しましょう。

誰か一人がお金を建て替えて後で集金…なんてこともなく、全国どこでもスムーズに集金可能

リンクも仲間内にしか送らなければ、他の人から見ることができないのでサプライズだって大丈夫。

②少ない金額(〜数万円)を集めたいときに

クラウドファンディングでは、数百万円という大きな支援を受けるプロジェクトもあります。

だけどpolcaはそもそも最低支援額が300円で、目標額も最高10万円まで。

みんながちょっとずつ出し合って、ささやかなことを実現させるイメージですね。

大きな金額の支援だと二の足を踏む人も多いし、企画する人もかなり勇気がいります。

だけどpolcaなら、数千円から数万円の企画をどんどん提案できる。

支援する方も「300円なら」と、気楽に支援できる。

まさに、身近な経済圏をゆるく繋ぐツールです。

③「わくわく」できる企画のために

いくら仲間内で少額を集めるとは言っても、面白くない企画や誰も得をしないようなものにお金は出しません。

やっぱり「わくわくできる」かどうかは大切。

楽しそうなパーティだったり、大切な仲間へのプレゼントは、想像するだけでわくわくしますよね。

そんな「わくわく」をもっとたくさん作れるのがpolcaなのかな、と思います。

polcaらしい使い方の例を考えた

そうは言っても、具体的にどんな企画にすればいいの?

ポイントが分かったところで、実際に企画を立てるならどんな感じがいいんだろう…

そう悩む人、多いんじゃないかと思います。

そこで、上記3点を踏まえた具体的な使い方をご紹介します!

①友人を集めたイベントを開催したい!

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パーティーでもイベントでもOK。

友達同士で集まって「こんなことやりたい!」というものに必要なお金を集めましょう。

イベント内容が魅力的だったらなおヨシ。

お返しは「イベント参加権」です。

支援した人だけが参加できるという仕組み。

誘いたい友人グループ内にリンクを送り、参加できる人・参加したい人だけを募ることができます。

polcaは、目標額に達しなくても集まったお金を受け取ることができるので、人数が集まらなかったら規模縮小してやりましょう(笑)

②友人に結婚祝いを贈りたい!

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結婚祝いは、自分一人で贈ったってもちろんいいんです。

大切な友人なんですから。

だけどみんなからのお祝いって、なんか嬉しくないですか?

お祝いの品にメッセージカードが付いてて、そこに色んな人からのお祝いメッセージや名前が並んでたら…

きっともらった方も、すごく喜んでくれると思います。

そんなお祝いの品を贈るための資金も、賛同者を募って集めましょう。

たくさん集まったら、想像してたよりずっといいものを贈れるかもしれません。

polcaでもっと“なめらかな”経済を

家入一真さんのツイートにもあるように、polcaの思想のポイントは「なめらかな経済」です。

何かのためにお金を出し渋ることなく。

誰かのためにすんなりお金を出して経済を回せるような。

そして自分が困ったときにお金がまた回ってくるような。

そんななめらかで優しい社会を作りたいんだろうな、と私は感じています。

「お金がない」

「でもpolcaがある」

そんな風に、みんなが気軽にお金を出し合えるような社会になったら、きっと社会全体が優しい空気に包まれるんじゃないかな。

polcaを使うことに迷っている人は、ぜひこの提案を参考にして使ってみてくださいね!

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ユキガオ

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長崎生まれ・神奈川在住の陶芸家。会社員10年目で脱サラし、好きなことして生きていくために奮闘中。
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