あなたが本当に競うべきなのは「あの人」じゃない

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こんにちは、通信制大学で陶芸を学ぶユキガオ(@yukigao_22)です。

あなたには今、ライバルがいますか?

ライバルまでいかなくても「この人とつい競ってしまう」という相手がいますか?

 

そんな相手、いるの?僕にはいないけど…

 

 

私には、いるよ!

 

 

え、誰?それってどんな人なの?

 

 

ライバルってわけじゃないけど、陶芸作家さんと自分を比べちゃうかな

 

 

 

周りにすごい人たちがいると落ち込む

陶芸を始めて10ヶ月の私にとって、ある程度陶芸をやってきている人たちはみんな「私よりすごい人」です。

私にできない技術を持ってる。

真似できないような発想を持ってる。

到底追いつけないような経歴を持ってる。

通信制大学に通っていると、そんな人ばかりと出会います。

先生方もみんな作家として活躍されてるし、陶芸を何年もやってプロ並みのクラスメイトもいる。

そんな人たちと一緒に陶芸をやっていると、とても敵わないなあと思わされます。

そしてちょっと落ち込みます。

なんで私にはできないんだろう?なんで私は持ってないんだろう?って。

 

いきなり上手くなれるわけがない

だけどよく考えたら、そんなの当たり前なんですよね。

30年陶芸一筋だった先生がめちゃくちゃ上手なのも、ずっと陶芸をやってきたクラスメイトが上手なのも。

私は、その人たちが陶芸をやっていた間、別のことをやってきた。

陶芸というものに近づくことさえなかった。

そんな私が、今すぐに周りのすごい人たちと同じようにできるわけがない

もちろん「○年続ければ完璧」という世界じゃない。

一気に近づくこともできるだろうし、いつまで経っても追いつかないかもしれない。

だけど、少なくとも最低限の練習は必要になる。

それをやってきたかどうかの違いは大きい。

練習を飛ばしていきなり上手くなれるものなんてないんです。

 

本当に競うべき相手とは?

誰かをライバルとして頑張るのは、明確な目標になっていいと思うんです。

「この人を超えたい」って気持ちがモチベーションになって、自分を奮い立たせてくれる。

だけど、すごい人たちと比べたせいで「自分には才能がないんだ…」と落ち込んでしまうのはもったいない

今はすごい人たちだって、何度も失敗したり落ち込んだりしながら今の場所にいるんだから、今の自分が失敗したって問題ない。

なのに、どうしても周りの人と比べてしまう…

はじめから「どうせ敵わない」と諦めて勝負を放棄してしまう…

それって、自分で自分の可能性の芽を摘んでいるようなもの。

私たちが本当に競わなくちゃいけないのは「昨日の自分」

昨日できなかったものができるようになれば褒めていいし、昨日できなのに今日できなかったら原因を考える必要があるんです。

頑張ってる自分も、怠けてる自分も、一番知ってるのは自分自身。

昨日の自分を越えようとしてるか?そして越えられたか?

それを考えることが一番大事なんですよね。

 

評価を追い求めてしまう人へ

  • 早く一人前になりたい
  • 自分が1位にならなきゃいけない

そんな風に考えていると、ついつい周りと比べて競ってしまいますよね。

でも本当に競うべきなのは「昨日の自分」

結果が見えない日もあるだろうし、誰かの評価に嫉妬することもあるかもしれない。

それでも、自分が一歩一歩前に進んでるのなら問題はない。

スタート地点も歩くスピードも違うんだから、他人と比べすぎちゃいけない。

今日の自分が、過去最高の自分であるように。

成長するに従って、周りの人と比べられる機会も増えるかもしれません。

だけど本当に大切なのは、自分が日々成長していること

そう思えたら、周りにすごい人たちがいても、ちゃんと自分のやってることを認められる。

そんな気がしています。 

ユキガオ

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長崎生まれ・神奈川在住の陶芸家。会社員10年目で脱サラし、好きなことして生きていくために奮闘中。
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