こんにちは、ユキガオ(@yukigao_22)です。
突然ですが、「自分に価値がある!」と思っている人、いますか?
そしてそれは、どんな価値ですか?
僕はほら、見た目が可愛いからさ!そこに価値があるよね!
え…そこまでハッキリ言い切れるの、羨ましいなあ
なんで?君にだって、一応いいところくらいあるでしょ
いやいや、無いよ。私なんてどうせ無価値なんだ……
無価値だと思うから自己肯定感が低い
「自分にはこれだけの価値がある!」とハッキリ自覚している人は、そう多くないと思います。
私も、大人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』に出てきた自己肯定感の低いタイプです。
存在してるだけで価値があるんだ、とはなかなか思えない。
自己肯定感が低いと自分に自信が持てないし、本当はできることも「できない」と思い込んじゃうんです。
だから
- 自分をアピールすることができない
- 新しい取り組みや新しい場所に対して臆病になってしまう
- キラキラしてる人を見て自分を卑下してしまう
自分に価値があると思えなかったら、いつまで経っても自信を持てないんですよね。
だけど最近、その自信をつける方法に気付きました。
それが「マーケティング」です。
価値は自分で見つけるしかない
よく「人は生きてるだけで価値がある」と言う人がいます。
その通りだと思う。
親からすれば、健康で生きててくれるだけでありがたい存在かもしれない。
でも、自己肯定感の低い人間からするとそれは綺麗事にしか聞こえなくて、一瞬の気休めにしかならない。
誰かに「あなたが必要だよ!」と言ってもらわないと、価値があるように思えないんです。
愛するパートナーから常に「必要だ」と言ってもらえるなら、それでいい。
仕事で「あなたがいてくれて良かった」と感謝し続けてもらえるなら、それでいい。
だけどそうじゃない場合、自分を必要としてくれる人や場所を探すしかない。
周りに「私の価値って何?」と聞いて回るわけにもいかない。
自分で考えて見つけるしかないんです。
自分自身をマーケティングする
そもそも自分の価値って、意識して探さないと気付けません。
じゃあどんな風に考えたらいいのか?
そこでマーケティングの出番です。
マーケティングは通常、自分のお店や商品に対する学問として使われます。
そのお店や商品がお客さんに与える価値を考える。
例えば新幹線なら、快適に短時間で遠くまで移動できるという価値。
スタバなら、禁煙空間でコーヒーを楽しみながら一人の時間を作れるという価値。
スタバに行くたび、私はこの空間(完全禁煙&作業ができる)・サービス(店員さんの心地良い接客)にお金を払っているんだと実感する。スタバが売ってるのは、コーヒーという商品だけじゃない。
— ユキガオ (@yukigao_22) 2017年1月7日
これって、人に対しても同じなんですよね。
商品に対して「これが強みだ!」と意識するから、売り出せる。
同じように、自分にとって「これが強みだ!」と気付くことができれば、自分をアピールすることができるんです。
では次に、その強み=価値を見つけて自信をつける方法を考えます。
価値を見つけて自信をつける方法
まず価値は、これから身につけることもできるけど、すでに今持っているものでもあります。
そこに気付くことが大切。
「こんな風に考えたら自信に繋がるんじゃないかな?」という方法を説明しますね。
①自分にできることを書き出す

能力と言っても、特別なことじゃなくていいんです。
誰かが「苦手だ」と言っていたけど自分には簡単にできること、ってありませんか?
- 料理が作れる
- 掃除が得意
- パソコンが使える
- 習字ができる
- 一眼レフカメラが使える
なんでもいいんです。
自分よりもっと得意な人がいるだろうけど、そんなことを考えずに書き出します。
②人に負けない場所を探す

先ほど書き出したものの中で、これなら一番になれるというものがないか考えます。
もちろん、誰もが世界一になれるような特技を持っているわけがない。
なので、もっと小さい場所を探すんです。
- 日本のこの地域なら一番
- こういう人たちの中では一番
- 特定のこの分野では一番
このとき有効なのが、特技を組み合わせることです。
一つのことじゃダメでも、いくつか組み合わせれば誰も真似できないかもしれない。
例えばブログを書いている人でも、化粧品が大好きでその成分まで詳しい人なら、化粧品ブログで一番になれるかもしれない。
料理が得意な人で、節約も好きだしお肉も好き!という人は、お肉を使った節約レシピで一番になれるかもしれない。
※一例なので、すでにこういうスペシャリストがいるかもしれませんが…
③役立てる相手を考える

これまでに分かった得意なこと、一番になれそうな分野が、誰にとって役立つものなのかを考えるのが最も大事。
いくら得意でも、誰からも必要とされなければ悲しいですよね。
価値を感じられるのって、誰かに喜んでもらったときなんですよね。
じゃあ自分にできることで喜んでもらえる人は、誰だろう?
そう考えてみてください。
身近な人でも、遠くにいる誰かでも構いません。
この世の中で、誰かが必要としてくれればそれでいいんです。
④実際にやってみる

自分にできること・得意なものの組み合わせを、喜んでくれそうな人に実際にやってみましょう。
料理なら、実際に作って食べてもらったり、レシピを提供してみる。
スポーツ関係なら、イベントを企画して参加してもらう。
結局実践してみなければ、本当に役立つのかどうか分かりません。
試してみて、誰かが喜んでくれたなら、それが自分の持つ「価値」ってこと。
そして、喜んでもらったことで自信にも繋がりますよね。
今の自分にできることを考えよう
私の場合は、陶芸を生かして「世界に一つだけの器」をお届けしています。
これがベストかどうかは分かりませんが、喜んでもらえたことが自信に繋がっているのは事実です。
もし「私なんてまだ何も作れない…」と、誰の手にも届かないものばかり作っていたら気付けなかったことです。
今の自分にできることの中から「誰かに喜んでもらえることは何だろう?」って考えてみる。
そして実際にやってみる。
その繰り返しの中で、自分自身の価値を感じることができるんだなぁと思ってます。
マーケティングを学ぶなら
ここまで書いたことがマーケティングの理論ということではありません。
ただ、マーケティングの本を読んでいて気付けたことでもあります。
自分の強みを売り出したいなら、絶対にマーケティングを勉強した方がいいなと感じました。
私が読んだのはこちらの本です。
もっといろんな本を読みたい方は、このブログがめちゃくちゃ参考になるのでオススメ。
私も参考にしています。
入門〜実戦!マーケティングおすすめ本31選とWEBサイト5選 – いつまでもアフタースクール
価値のない人なんていないと思うんです。
ただ自分の価値に気付けていないだけ。
私もまだ自信が持てないことが多いけど、この考え方を実践していけばもっと前向きでいられる。
そう考えています。
「自分には価値がない」と自信を持てずにいる人は、ぜひ試してみてくださいね!
ユキガオ
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