

私は「スピード感」をすごく大切にしています。
それは、メールの返信でもそうだし、何かイベントを企画する場合もそう。
例えばこのイベント。
4月30日に記事で参加者募集をかけているんですが、きっかけはこのツイート↓
【ゆるぼ】
大人の自由研究発表会、やってみたくないですか…?子供の頃は苦手だった(やらされてた)自由研究も、大人になったら楽しめるかも☺️
✔︎テーマは自由
✔︎5〜7月の3ヶ月間で研究
✔︎8月に発表会
✔︎投票で景品もありみたいなの、やってみたい人いないかなぁ…?👀
— ユキガオ|物書き陶芸作家 (@yukigao_22) 2018年4月28日
4月28日の夜につぶやいたこのツイートに対する反応があまりに多かったから、翌日すぐに企画を固めて、2日後の朝に募集を開始。
【大人の自由研究発表会、参加者募集スタート‼️】
大人だからこそ、自分の好きなもの・心底楽しいことを研究して発表しませんか…?✨
✔︎テーマは自由
✔︎5〜7月の3ヶ月間で研究
✔︎8月に発表会
✔︎会場は参加者に応じて決定詳細や応募フォームはこちらから👇https://t.co/hXPyfHMqqe
— ユキガオ|物書き陶芸作家 (@yukigao_22) 2018年4月29日
その間、およそ1.5日。この時間で具体的な企画内容を決め、記事を書き、SNSで拡散したというわけです。
なぜ私がこんなにすぐ企画を立てるのか。
そこにはちゃんと理由があります。
面白いことは賞味期限が短い

数年前(または数ヶ月前)に「面白そう!」と感じたことを思い出してみてください。
旅行だったり、新しい趣味だったり、ゲームだったり…
じゃあそれが今もあの頃と変わらない熱量で「面白い」と思えるかどうかを考えてみてほしいんです。
きっと、「面白そう!」と感じた当時よりも熱量が減っていると思います。
私もかつてワクワクしていた旅行や、楽しみで仕方なかった飲み会が、今となってはそんなに楽しみに感じなくなっています。
人の「面白そう!」って賞味期限があるんですよね。
そしてこの賞味期限は、ワクワクの頻度が多い人ほど短い。
常にいろんなところでワクワクを感じている人ほど、次の「面白そう!」に目移りするのが早いんです。
そして私の周りにいる素敵な友人たちはみんな、好きな生き方をしていていつもワクワクしている人ばかり。
だからこそ、そんな友人たちと一緒に何かをやろうと思ったら、「面白そう!」の賞味期限が切れる前に巻き込んでしまう必要がある。
アイデアが出てから企画化までのスピードが早い理由は、それなんです。
「チャンスの神様は前髪しかない」から掴みにいく
ギリシャ神話の言い伝えで
「チャンスの神様は前髪しかない」
というものがあります。
これは、「チャンスだと思ったらすぐに捕まえなければ、二度と捕まえることはできない」というような意味で使われます。
これって、仕事でも同じだと思うんですよね。
誰かに仕事をいただけるチャンスがあったとしても、「少し時間をください」と保留にしている間に他の人に仕事をとられてしまう…なんてことはあります。
だってみんな、そんなに暇なわけじゃないから。
インターネットが普及してからどんどん情報の流れが早くなっていく時代、ゆっくりと決断しても待ってもらえるにはそれなりの実績(この人じゃなきゃダメだと思ってもらえるほどの)が必要です。
いちフリーランスで、一緒に仕事をしたこともない人からの話なら、なおさらスピード感を大切にしなくちゃいけない。
チャンスは、掴めるときに掴みにいかないと、二度と同じものは手に入らない。
勇気と慣れでスピード感を身につけよう

スピード感を大事に…と言っても、いきなりは難しいんですよね。
どうやってスピードを上げたらいいのかわからないし、スピードの速い状態ってちょっと怖いから。
私も、スピードの速い場所にいると「このまま流されて溺れてしまうんじゃないか…」と不安になっていたことがあります。
だけどこのスピード感、ほんのちょっとの「勇気」と「慣れ」で身につくんです。
勇気は、「この先で転んでも自分で責任を取ろう」と思って決断をくだすこと。
慣れは、何度もスピードの速い環境で決断をし続けること。
この繰り返しで、スピード感を鍛えていくことができます。
私もかつては普通のサラリーマンで、大きな企業特有のゆっくりな決断スピードに慣れてしまっていました。
だけど、フリーランスになって「このままじゃ置いていかれるし何も掴めない」と気付き、少しずつスピード感を身につけていったんです。
スピード感のある人の周りには、さらに面白い話が入ってきやすいし、面白い人たちがどんどん集まるもの。
なんとなく「スピード感についていけない」と思うことがあれば、意識的にスピードアップを図ってみてください。
今よりずっと楽しい日々が過ごせるはずですよ。

ユキガオ
最新記事 by ユキガオ (全て見る)
- 自分の使いたいものを作る。これからの陶芸のテーマは「原点回帰」 - 2021年4月28日
- 子供が生まれたからこそ感じた「ものづくりの喜び」と「自分の好きなこと」 - 2021年1月9日
- 個展で展示した一輪挿しをネットショップで販売します。 - 2020年7月27日
- 母になりました。 - 2020年6月1日
- すぐに結果を出すことよりも、ずっと続けていくことを大切に。 - 2020年3月29日