あんちゃさん著『アソビくるう人生をきみに。』を自分の人生に活かす方法

こんにちは、脱サラして陶芸を始めたユキガオ(@yukigao_22)です。

私はいわゆる「敷かれたレールから外れた組」。

頑張って勉強して新卒でいい企業に就職して定年まで働いて…というレールから離脱しました。

そんな私が最近買ったのがこの本。

 

ブロガーのあんちゃさん(@annin_book)の著書『アソビくるう人生をきみに。 好きなことを仕事にして、遊ぶように生きる人生戦略』です。

この本は

  • 自分の人生に不安を抱えている人
  • 「でもどうしたらいいか分からない!」という人
  • 自分の好きなことをして生きていきたい人

に向けて書かれています。

正直、私はもう好きなことを見つけているので「この本のターゲットから外れているな」と思っていました。

だけど、あんちゃさんのことが好きだし応援したいと思っていたので購入。

そんな私がこれを読んで感じたのは「すでにレールから外れた人でも読む意味がある本だ」ということ。

そして「読むだけじゃもったいない」ということ。

実際に私も、ここ最近モヤモヤと考え込んでいた「自分の生き方」について答えが見えてきたんです。

 

人生は幸せ探しの連続だ

あなたは今、「幸せな人生を送っている」と胸を張って言い切れますか?

言い切れる人は、一年後も変わらず幸せでいる自信がありますか?

……

私がいつも感じているのは、「幸せであるための方法を探し続けた人だけが幸せでいられるんじゃないか」ということ。

人の感情や考え方は、環境や自分の状態によってちょっとずつ変わります。

その変化に鈍感になって「このままでいれば幸せなはずだ」と、同じ生き方を貫いていたらどうでしょう?

きっといつか「このままじゃダメだ」と思うんじゃないでしょうか。

もしくは「なんで同じ生き方なのに幸せじゃないんだろう」と絶望するかもしれない。

それは、いま現在の自分にとって「何が幸せか」気付けていないからだと思うんです。

常に自分と対話して

  • いまの自分に何が足りないのか
  • 目指す未来のかたちはどういうものか
  • そのためにやるべきことは何か

ということを考え続けることが大事。

それを怠らなければ、きっといつも幸せな状態でいられるはず。

つまり「どうあれば幸せなのか?」という問いに、明日も明後日も来年も同じ答えであることなんてないんですよね。

 

自分にとっての「幸せ」を考えてみた

なぜ突然「幸せ」について買いたかというと、『アソビくるう人生をきみに。』の巻末付録にあるワークをやってみたから。

自分はこの先、どんな風に生きていたいのか。
これから何をすべきなのか。

アソビくるう人生をきみに。』より引用

 

巻末付録では、自分の人生観に関する7つの質問と、それぞれへのあんちゃさんの回答例が載っています。

そのQ&Aは読むだけでも面白いんですが、実際に自分でやってみることが大事。

ということで、私もじっくり考えてみました。

質問の答えをノートに書き出していく(6ページに及びました)

この本にある7つの問いに、完璧に答えられたかは分からない。

でも答えようと頭を悩ますことで、「自分がどういう状態なら幸せなのか」クリアになってきたんです。

質問自体は、とりたてて変わったものでも難しいものでもありません。

  • どういうときに幸せか?
  • 理想の生き方はどんなものか?
  • そのためにどうすればいいか?

といった、とても抽象的で漠然としたもの。

だからこそ、これらの問いを真剣に考える機会ってあまりなかったように思うんです。

それらの質問に対するあんちゃさんの答えを参考にしながら、自分なりの答えを導いていく。

そうすることで、ぼんやりと自分の進むべき道が見えたような気がしました。

 

不安はどんな生き方にもついてくる

最初にした「幸せ探しの連続」という話。

実は私自身、いつも迷いながら手探りで歩いているからこそ考えたことなんです。

  • なんで私は幸せじゃないんだろう?
  • どうしたら幸せになれるんだろう?

なんてことを、いつも悩んでは落ち込んだりしてる。ここ最近も、そうでした。

これから私はどんな風に進んだらいいんだろう?どう生きるのが正解なんだろう?

そんな、答えのない曖昧な問いを抱えて一人で悩んでいたんです。

約10年勤めた会社をスパッと辞めて自分の好きなことをして生きている私を見て、「決断力がある」とか「潔い」と言ってくれる人たちもいます。

だけど本当はいつも、いつもいろんな不安を抱えながら生きてる。

あんちゃさんも本の中でこう言っています。

私も会社を辞めるときは不安でしたが、辞めて独立した後も不安でした。もちろん今だって、不安の種類は違えどもなくなっていません。

アソビくるう人生をきみに。』より引用

 

不安の量や種類や感じ方はきっと、人それぞれ違う。

だけど、どんなに潔く強く見える人でも「不安がない」なんてことはない。

だからこそ自分で考え続けることが大事だなと思うんです。

 

「アソビくるう人生をきみに。」の活用法

本って、読むだけじゃあまり意味がないんですよね。

読んで「なるほど」「へぇ」と唸って終わりじゃ、自分の役には立たない。

じゃあどうやって活かせばいいのか。それは…

本の内容を自分に置き換えて考えてみる

これに尽きます。

たとえばこの一文。

好きなことが見つけられない、やりたいことが分からない人は、やりたいと思えるまでいろんなことに手を出してみればいいんです。

アソビくるう人生をきみに。』より引用

 

私もよく「どうやって好きなこと(陶芸)と出会ったんですか?」と聞かれます。

そのたび、この一文のようなことを答えるんです。

実際に私も、陶芸と出会うまでいろんなこと(ファイナンシャルプランナーの勉強、株、ジェルネイル、栄養に関する勉強、読書…などなど)をやってきたから。

だけど他人が何を言ったところで、本人が動かなければ何の意味もない。

人に相談することも、本を読んで答えを探すのも同じ。

学んだことやアドバイスを行動に移さない限り、現状は何も変わらない。

 

あんちゃさんの『アソビくるう人生をきみに。』には、彼女が会社員だった頃から今までに考えたこと・学んだことが書かれています。

そして、かつての彼女と同じような状況の人に対し「こうしたらいいよ!」というアドバイスを投げかけています。

だけど、それを読んで「なるほど」じゃもったいない。

きっとあんちゃさんも「悩んでる人の助けになれば」と思って本を書いたはず。

だったら、読んでみてまずは自分とじっくり向き合う。そして考えた結果を元に行動する。

それが『アソビくるう人生をきみに。』の活用法だと考えています。

私も、フリーランスとして生きる不安に押しつぶされそうで、自分のこれからについて少し悩んでいました。

そこに考えるキッカケを与えてくれた、この本とあんちゃさんに感謝です。

まだ読んでない方は、ぜひ手にとってみてください。

きっと自分の生き方を見つめ直すキッカケになると思いますよ。

 

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ユキガオ

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長崎生まれ・神奈川在住の陶芸家。会社員10年目で脱サラし、好きなことして生きていくために奮闘中。
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