
こんにちは、ユキガオ(@yukigao_22)です。
今年の春から通信制の大学に通い始めた私。専攻は陶芸です。
だけど、通信制大学で陶芸だなんて、どうやって勉強するのか気になりますよね…。
勉強の方法としては…
- シラバスに沿って課題制作
- スクーリングで学校に通って制作
というのがメイン。
「それなら陶芸教室で十分じゃない…?」
と思う人もいるかもしれませんが、私は大学に入ってよかったなぁと思っているんです。
その理由をお話しします。
陶芸の学び方は色々ある
陶芸のスキルを磨く方法は、実は他にもあるんです。
- 陶芸教室に通う
- 窯業試験場に通う
- 職業訓練校に通う
- 陶芸家に弟子入りする
どんな風に学ぶかは、学び終わった後にどうなりたいか次第です。
また、普通の学校みたいに平日の朝から夕方まで通わなければならないとか、ものになるまで時間がかかるとか、それぞれ一長一短。
働きながら陶芸を学ぼうと思ったら、上の4つの中では陶芸教室しかありません。
そう考えると、通信制大学は働きながらでも通えるので便利なんです。
通信制大学で学ぶ4つのメリット
どんな学び方も一長一短。だけど私は通信制大学で学ぶのっていいな、と思ってます。
なぜそう思ったのか、約半年通って感じたメリットをお伝えします!
①幅広い仲間に出会える
通信制とは言え、スクーリングという授業があります。実際に学校へ通って授業を受けるわけです。
そこでクラスメイトとなるのが、同じく通信で学ぶ他の学生さん。これがとっても幅広いメンバーなので面白いんです!
男女比は同じくらいですが、職業も年齢も住む場所もバラバラ。陶芸歴も0年から何十年という方も。(中には陶芸教室の先生も!)
それでもみんなクラスメイトだから、とっても仲がいいです。毎回会うのが楽しみ。(みんないい大人だから大人げない人もいない)
普段は一人で勉強してるけど、同じように頑張ってる仲間がいるって思うと励まされます。困ったこととか、教え合えるのも嬉しい。
②刺激を受けられる
クラスメイトはみんな、これまで積んできた経験や歩いてきた道が違う。だから好みや発想も全然違うんです。
制作過程や出来上がった作品を見ていると、毎回刺激を受けます。自分にない発想で作る人を見ると、純粋に「すごいな〜」ってなる。
それに、みんな意識が高いです。自ら望んで入学してるから、学ぶことへの意欲がハンパないんです。「今日も残業〜」って笑いながら居残りして作品仕上げてる(笑)
そういう人たちに囲まれて学ぶから、自分も普段以上に積極的になれます。もっと発想を膨らまそうって必死にもなる。
これは、通信で通う人たちだからこその刺激じゃないかな。
③先生から指導が受けられる
大学なので、当然先生がいます。
陶芸教室でもある程度の技術は教えてもらえるけど、先生となると教え方が違う!技術のコツを上手く伝えてくれたり、自分の「こうしたい」に適切なアドバイスをくれるんです。
課題で分からないことがあったら先生に質問することもできるから安心。孤独になりがちな通信だからこそ、こういった安心感は大事ですね。
また大学の先生ですから、テレビ番組でも取り上げられるような著名な方がいたりして、そういう方から直接教えを受けられるのも嬉しいところ。
④合評が受けられる
合評というのは、出来上がった作品を全員で見ながら意見を言うというもの。基本は先生からのコメントですが、クラスメイトから意見をもらうこともあります。
「なぜこうしたのか?」「こうしたらもっと良くなる」
そうやって自分の作品を批評してもらえるのは、成長する上で不可欠なことなんです。
でも独り立ちしたら、指導を仰ぐのも簡単じゃない。弟子入りしたとしても、いろんな人から幅広い指導をもらうことは難しい。
専門家目線での幅広い批評がもらえるって、贅沢なことなんです。だから、今もらえるうちにどんどんもらいたいと思ってます。
学ぶ面白さを再発見できる場所
「大学なんて時間の無駄だ」って言う人もいます。確かに卒業したって即戦力にはなれないし、スキルをしっかり身につけるには不十分だと私も思う。
それに専門以外の単位も取らないといけないから、けっこう時間がかかる…
だけど、全然知らなかった分野を学ぶのって面白いんですよ。知らなかったことを知っていくのが楽しい!
もともと知識欲は高かったんですけど、大学に入ってそれを思い出した感じがします。
それに学内で通学部の学生を見かけると、ちょっと若返った気分になる(笑)あちこちで学割も使えて便利だし、学祭にも行ってみたり…
とにかく、いろんな楽しさ・メリットがあります!
これは陶芸に限らない話です。何か学びたいことがある社会人は通信制大学で学ぶという選択肢を考えてもいいんじゃないでしょうか。
もちろんお金もかかるし課題もなかなか大変ですが、それ以上に通うメリットがあると思いますよ!
ユキガオ
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