
こんにちは、アラサーで脱サラしたユキガオ(@yukigao_22)です。
私が会社を辞めると決断し、上司に話をしたのが今年の3月。
退職以降、私は「生き方が素敵だなぁ」と思える人たちとたくさん出会えました。
みんな、すごくイキイキしていて、話を聞くだけで前向きな気持ちになれる。
そんな出会いばかりだったんです。
大学のクラスメイトや先生方、陶芸作家さんたち、講演会で直接話を聞くことができた人たち。
みんな前向きなエネルギーをくれました。
大学の先生はみんな作家さんで、みんな楽しそうでイキイキしてて、いわゆる「貧乏で苦労人」みたいな雰囲気は全然しないから面白い。もちろんみんな成功してる人たちなんだけど、みんな「好きなことやってるだけ」と口を揃えて言うから素敵だ。
— ユキガオ (@yukigao_22) 2016年12月12日
ブログやツイッターを通して出会えた人たちも、みんな自分の人生について真剣に考えながら生きてる人ばかり。
ネット上でしか知らなかった人たちだけど、実際に会って話すと、数年来の友人みたいに自分の思いを語り合えたんです。
昨日はるってぃさん(@rutty07z)のクラウドファンディング報告会in東京でした。これからの働き方、これから来る産業…考えさせられました。からの飲み会でいろんな人たちと話せてすごく良かった〜!! pic.twitter.com/wurwUvWskQ
— ユキガオ (@yukigao_22) 2016年12月3日
弾丸で東京へ来ましたが、出会いの多い楽しい旅になりました☺︎出ていくのが惜しいくらい…。刺激ももらえたけど、それ以上に人と人とのつながりの温かさを感じられて嬉しかった。また東京来ようっと。みなさん、ありがとうございましたー!!
— ユキガオ (@yukigao_22) 2016年12月4日
サラリーマン時代の出会いは限定的
新しい人との出会いというのは、会社で働いていた頃でもありました。
仕事で関わる人たちや、新しく入ってくる新入社員…周りの人はどんどん入れ替わっていく。
でも仕事中心の生活をしていた私は、会社以外での出会いはなかったんです。
会社で出会う人たちだって、それぞれの生い立ちがあって好みも考え方も様々。
だけど基本的には「この会社で定年まで働き続ける」ことに疑いを持たない人たち。
いかにサラリーマンとして上手く生き抜いていくか、いかに家庭と仕事を両立させるかといったことが話題の中心です。
それはそれで一つの生き方であって、一つの幸せのかたち。
私もその会社で働き続けることを信じて入社したので、ある意味同じ種類の人間だったんです。
同じ思想の人たちの中にいることで安心できる反面、新鮮さはなかった。
会社を出てみて気付いた世界
だけど私が会社を辞めて、大学へ行ったり陶芸教室へ行ったりブログを書いたりする生活を始めると、色々なことに気付いたんです。
①働き方は一つじゃない
私にとって働くことは、「サラリーマンとして雇われる」ことでした。
どんな職種であっても、就職試験を受けてどこかに雇われて働くことが基本。
フリーランスで働く人や起業する人は、才能に恵まれた天才的な人たちだけだと思ってたんですよね。
だけどいざ、大学やツイッターで多くの陶芸作家さんや起業した人、フリーで働く人を知って気付いたんです。
サラリーマン以外の働き方は特別なことじゃないのかもしれない、って。
日本だけでなく海外での働き方について知る機会もあって、より一層「働き方は一つじゃないんだな」ということを実感。
②「楽しんで働く」本当の意味
サラリーマンだった頃、よく上司がこう言っていました。
仕事に費やす時間は一日の半分以上。だから楽しく仕事をしよう!
これを聞い聞いた私はいつも
それが出来たら苦労しないよ!!
って思ってました。
仕事はいつも「辛い」もので「しんどい」思いをするものだったから。
楽しく働く工夫が足りないのかも知れない…と思ってビジネス本を読んだり、心の持ち方を工夫したりしてみたものの、一向に楽しくならなかった。
やっぱりお金のために我慢して働くしかないな…
そう思ってたんです。
実際、私の周りで楽しそうに仕事をしている人なんてほとんどいませんでした。
でもいざ退職してみると、周りには仕事を純粋に楽しんでる人たちがいた。
作家さんなんて、「自分の好きなことをしているだけ」という認識の方ばかりで驚かされた。
そこで思ったんです。
仕事って、無理して楽しむものじゃない。
「楽しいことをとことんやっていたら、それが仕事になっていた」というのがベストなんだな、って。
そしてそれは決して理想論ではなくて、好きなことや楽しいことを突き詰めれば誰だって手に入れられるもの。
ただ「好きなことを仕事にするなんて無理」って思想に捉われていたら、絶対に実現できないもの。
楽しんで働くって、そういうことなんだろうなって思ったんですよね。
一歩踏み出せば出会いがある
私が退職して気付けたことは、きっと退職しないと見えなかったこと。
あの場所にいたら、同じような思想の人たちと、同じようなものの見方をしながら生きていたんだと思います。
でも自分の「好き」や「楽しい」に一歩近づいてみたら、出会える人は変わったし見えてくる世界も違った。
自分と同じように、好きなことをして生きようとする人や、楽しいことを仕事にしようとしている人たちとたくさん出会えた。
もし今の環境を「つまらない」と感じて「変えたい」と思っているのなら、一歩踏み出してみることをお勧めします。
自分の好きなことへ。
自分が楽しいと思えることをできる環境へ。
その一歩が、考え方も生き方も180°変えるキッカケになるんじゃないでしょうか。
少なくとも私はそうでした。
悩んでいるなら踏み出してみる。それがすごく大事なことだと思うんです。
ユキガオ
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