「夢は人に話すべきじゃない」そう思ってた私が実際に話してみた感想

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こんにちは、アラサーで脱サラしたユキガオ(@yukiga_22)です。

先日とある企画でインタビューを受けて、自分の夢を話しました。それがこちらの記事として公開されています。

www.skrninjin.net

これ、公開されるのすっごく緊張しました。

「こんな夢なんか語っちゃってバカじゃないの?」って言われるんじゃないか、って。

 

陶芸って食っていけないんでしょ?

「陶芸家になるには」なんてネットで検索すると、職業として厳しい(儲からない)という話が出てきます。

実際、私が愛知で通っていた陶芸教室の先生にも「陶芸家は勧めない」というようなことを言われました。

今は陶芸家として活躍されている大学の先生たちでさえも、こんな話をされています。

 

お金がなかったから、自分の窯を変えたのは代表作が売れて(始めて何年も経って)からよ

 

 

若い頃はバイトをいくつも掛け持ちしながらやってた

 

 

陶芸やってた友達も、みんなお金の問題で半分くらい辞めちゃったなぁ

 

 

陶芸を生業にしている人たちが言うんだから現実味があります。

大学のクラスメイトも、陶芸は「あくまで趣味」というスタンスの人が多いです。世の中のイメージも「老後の趣味」というのが大半じゃないかな?

それくらい、陶芸の世界に進むのは難しいことだと思われてるんですよね。

 

夢を人に話すとバカにされそう…

小学生の頃、文集なんかに「将来の夢」って書きませんでした?

あれってみんな思い思いに好きなこと書きますよね。(ちなみに私は「通訳」って書いてました)

戦隊モノのヒーローでもいいし、看護師さんやケーキ屋さんでもいい。自分が「なりたい」「好き」っていうのが全て。

それが高校生くらいになると、なかなか好きなことが書けなくなっていきます。

好きなことがないわけじゃない。「現実的に難しそう」とか「これ言ったらバカにされそう」って考えて言えなくなる。

周りの大人も「君にはちょっと難しい」「もっと現実を見なさい」って言う。

気付いたら、いかに現実的で無難な道を歩くかばかり考えていた。

  • 周りの目が気になる
  • 自分に自信がない
  • 否定されない生き方をしよう

そんな風に思っていたのが私です。

そもそも人と違うことをするから批判の対象になるのであって、みんなと同じことをしていれば安全だと考えてたんですね。

 

実際に話してみたら全然違った

そんな私が、働くことや自分の将来について真剣に考え、「陶芸の道に進もう」と決意したのがほんの数か月前。

辞めるときは、「お前にできるわけがない」「食っていけないから現実を見なさい」ってバカにされるのが怖くて会社に本当のことは言えませんでした。

www.yukigao.com

でもね。

信じられる友人たちに、私が「陶芸をやっていきたい」って話をしたら誰一人バカにしなかったんです。

むしろ、めちゃくちゃ応援してくれた。「楽しそう」って言ってくれた。無条件に「大丈夫」だって言葉をかけてくれた。

www.yukigao.com

はじめにお話したインタビュー記事も、公開後すぐにこんなコメントがつきました。

※他にもたくさんツイートしてもらってますが、これが最初だったので紹介してます

記事の著者であるさくらんさん(@skrninjin)のお母さんからも「この子かっこいいね!!」って連絡が来たんだとか。

他にもたくさんの応援コメントを頂いています。

正直、こんなにたくさんの人に「かっこいい」とか「応援してる」とか「勇気をもらった」て言ってもらえるなんて思ってなかった。すごくビックリしました。

 

みんなのコメントがパワーになる

このインタビュー記事が公開されて、たくさんの応援コメントをもらって、私自身がパワーをもらいました

「このまま進んでいいんだよ」って、温かく背中を押してもらった気分。

試行錯誤でまだまだ道半ばで不安も抱えながら歩いてる私。だからこそ、応援の言葉が私に自信をくれたんです。

もちろん、100%応援ってわけじゃなくて心配してくれるようなコメントもあったんだけど、それも有難いんですよ。

「難しいよ」って言われるから余計に「やってやろう」って気持ちになれる。

困難な道だって分かってるからこそ、攻略法を探すのに燃える

私の場合は、ただ「稼ぐ方法を見つけたい!」って思ってるわけじゃなくて。自分の気持ち・価値観を大事にしながらよりよい生き方を探していきたいんです。

だから自分自身の心の声をちゃんと聴きながら、陶芸を続けていける方法を探していきます。

いつか、他の人の夢の後押しになれるように。

 

夢を話すことで得られるものは多い

世の中にはドリームキラーと呼ばれる、誰かのやる気を削ぐような人もいます。わざと言うのかは分かりませんが、とにかく反対される。

それはもう、どうすることもできません。

だから、もしまだ自分の中で気持ちが固まらないうち(もしくは固まった直後)は、むやみに人に話さない方がいいのかもしれない。

だけど、気持ちがブレないなら人にどんどん話した方がいい

たくさんパワーをもらえるから。新しい道が見えてくるから。もっと頑張ろうって思えるから。

私は今回のインタビューで、それを実感しました。すごくいい機会だったと思います。

さくらんさん(@skrninjin)、ありがとうございました!

皆さんもこちらの記事、ぜひ読んでみてください!

www.skrninjin.net

ユキガオ

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長崎生まれ・神奈川在住の陶芸家。会社員10年目で脱サラし、好きなことして生きていくために奮闘中。
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