
こんにちは、アラサーで脱サラしたユキガオ(@yukigao_22)です。
私が会社を辞めたのは、やりたいこと(陶芸)に打ち込みたかったからでした。
私と同じ理由や背景じゃなくても、「会社を辞めたい」と思ってる人はいるんじゃないでしょうか?
- 仕事がつらい
- 新しいことに挑戦したい
- フリーランスでやっていきたい
辞めたいと思うのには、色んな理由があると思います。
だけど一度入った会社、しかも正社員だと、なかなか辞める決断ってできないですよね。私もそうでした。
「辞めたい」と何年も思っていたものの、なかなか一歩踏み出せずにいたんです。
じゃあ何で辞められたの?
たぶん、自分で色々なことを真剣に考えたからかな。自分で決めたことなら、後悔はしないんだよね
一体どんなことを考えたわけ?
それは色々あるけど、大きく12個に分けて説明するね
辞める前に考えた12のこと
私は退職前、こういう本などを読みながら、これから直面する課題について考えていました。
その中でも、特に重点的に考えたことを12個ご紹介します。
1. 収入をどうするか
一番はやっぱりお金の問題だと思います。
私の場合はこれまでの貯金と退職金を合わせれば年収分を超えるので一年は生きていけると思いました。
その間に失業手当ももらえるしバイトだって出来るから何とかなるって思ったんですよね。
2. 生活費はどうなるか
何年も家計簿をつけていたので、月々にかかる生活費はすぐに出せました。
私の場合は移住するつもりだったから、そのタイミングで家賃を下げればいいし、自炊を増やして飲み会が減ることで食費も下がるはず。
3. 年金はどうなるか
サラリーマンは、様々なものが給与天引きとなっています。
給与明細の額面と手取り額の差にいつも愕然としていたけど、それは会社が税金関係の面倒を見てくれていたということ。
これからは自分で払わなくちゃいけない。
まず、年金は第2号から第1号と種別が変わるので市区役所で手続きが必要。あとは、支払い通知が来るのを待って毎月支払いをすればOKだから特に問題なし。
ちなみにサラリーマンの時はかなり払ってたので、1号になることでだいぶ安くなりました。
4. 健康保険はどうなるか
サラリーマンは、会社の健康保険組合に入って保険料を払っています。
払わないと、病院で全額負担(払っていれば3割負担)になってしまう。病気になった時のリスクが半端ないです。
私の場合は国民健康保険かこれまでの保険の任意継続(2年のみ)を選べます。
どちらがトータルで安く済むかを計算して、任意継続を選びました。
ただし注意点があるので、それはこちらの記事をどうぞ。
5. 住民税はどうなるか
サラリーマンは「特別徴収」といって、住民税を毎月給与天引きで支払っています。
サラリーマン以外は「普通徴収」という方法で自分で年4回に分けて支払わなければいけません。
一回で払う金額は高くなっちゃうけど、トータルは変わるわけじゃないから。手間は致し方ないですね。
6. 失業手当はどうなるか
私は雇用保険にずっと加入してたので失業手当の支払い対象になれます。
自己都合退職なので3ヶ月間の待機期間はあるし、もらえるのも90日間だけど、それでも貰えるなら貰おうと思いました。
退職後にすぐハローワークに行きました。
7. 社員向けサービスはどうなるか
当然ですが、社員割引で加入していた保険は退会しないといけないし、保養所なんかのサービスは使えなくなります。もちろん、社員優待みたいなものもなくなる。
保険は若干高くなりますが、今時ネットで探せば色んな保険があるので問題なし。
その他の特典も、なければないで問題ないと判断。
8. 退職金はどうなるか
丸10年働くと退職金は格段に上がるようです。もう1年待てば得するのは分かってたけど、私は9年数ヶ月で辞めました。
その1年を待つのがもったいなくて。
9. サラリーマンとしての優遇はどうなるか
サラリーマンは安定した給料があることで、以下のような社会的優遇があります。
- ローンが組める
- クレジットカードが作れる
- 結婚しやすい(信用される)
私はローンも抱えてないし組む予定もない。クレジットカードも持ってる。
結婚は、正社員でバリバリ稼いでてもできない時はできないと知った(事情は省略)ので関係なし!←
10. 今の自分には何ができるか
会社生活で今まで身につけてきた力、学生時代に学んだことの中で、今後活かせるものがあるかを考えました。
正直、サラリーマンとしての世渡りスキルやプレゼンスキルはついたものの、それは独立して使えるわけじゃないし、そもそも私は同じことがしたいわけじゃない。
陶芸は、これから学んでいくうちにできるようになればいい。だから今何かできなくても大丈夫って思えました。
11. 将来は何をして行くか
私は通信制大学に入っているとはいえ、将来何を仕事にするかは考えておく必要があります。
自分は何を仕事にしたいのか。
今のところはやっぱり「陶芸をやっていきたい」という結論に至りました。あとはライターの仕事なんかもできたらいいなと思い、クラウドソーシングも始めました。
12. 周りには何とか言うか
辞める理由もそうですが、職場や友達にどう言おうか悩みました。
結局、会社には「実家に帰る」と言ったし、本当のことを話した友人もごくわずか。
もし知らなかった人たちがこのブログを読んだら、怒って連絡してくれたらいいな。謝りたいから。
本当のことを話さなくて、ごめんなさい。私が「前に進みたい」と思ってやったエゴです。
好きなだけ悩んで進もう

スパッと辞めて「周りなんか関係ない」と言い切れればこんなに悩むこともないんだと思います。
実際、そういう人たちはいますよね。
だけど私は慎重になってしまうし、周りのことも将来のことも何でも心配になる。
だからこそ、自分で考える必要があると思ったんですよね。
納得できるまで考えれば、「私が納得できたんだから大丈夫でしょ」って思えるだろうなって。それくらい心配性(笑)
人によってはもっと考えるべきことが多い人もいると思います。
それでも、ひとつずつ解決策を考えていけば前に進めます。ポイントは「何で出来ないか」じゃなくて「どうやったら出来るか」と考えること。
もしも今、自分の人生について迷う人がいたら、気がすむまで考えて欲しいと思います。
「迷う時間がもったいない」と言われても、自分が納得するまで考える。
そうすれば、絶対に後悔しないから。
ユキガオ
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