何もかも「時給にしたら効率悪い」と考えていては成長できない

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こんにちは、アラサーで脱サラしたユキガオ(@yukigao_22)です。

会社を辞めて収入がなくなってからというもの、「生きるってお金が掛かることなんだな」と強く意識させられるようになりました。

 

お金って、何に掛かってるの?

 

 

最低限必要なのは、家賃や光熱費、食費、社会保険料、日用品かな

 

 

家賃のかからない家で自給自足したらいいんじゃない?

 

 

持ち家で、米も作って電気も自家発電して山水引いてきて…ってこと?それにしても払わなきゃいけない税金なんかはあるね

 

 

うーん、ちょっと現実的じゃないね…

 

 

日本で普通に生活するためには、どうにかして収入を得る必要があるんだよね

 

 

※もちろん、生活保護という手段もあります。

 

内職よりバイトの方が効率はいい

先日、久々に会った友人たちとこんな話をしました。

 

仕事辞めて、今は全然働いてないの?

 

 

最近はクラウドソーシングで内職(ライター)やってるよ

 

 

内職かぁ…私も考えたことあるけど、あんまり稼げないよね

 

 

まぁ確かにそんなに稼いではいないね

 

 

普通にバイトした方が効率よくない?

 

 

そうそう。結局外に出て働くしかないんだよね〜

 

 

確かに内職って、始めた頃は効率が悪くてあんまり稼げないことが多いです。私もそうです。

だからつい「この仕事、自給換算したら最低賃金より低くない!?」って思って辞めようかと思ったこともありました。  

これって、一度は考えることじゃないかな。内職よりバイトの方が稼げるじゃん、って。そしてそれは事実。

 

お金のためだけに働いていた

バイトでもなんでもそうだけど、雇われている場合は基本的に「働いている時間」と「給料」を交換している状態なんですよね。

これが、自分の成長のためや学ぶという目的を持って働いている場合はまたちょっと違うけど、お金を稼ぐためだけなら単純交換。

サラリーマンとして働いている時も、ただお金を稼ぐためだけに頑張ってるという感覚が拭えなかった。「成長!成長!」って思ってたのは最初の数年で、あとは生活がかかってるから辞められなかっただけ。

その成長も、結局はその会社内で上手くやっていくためのスキルを身につけているに過ぎなかった。

だから私にとって会社で働いていた時間は、自分の時間を給料と交換して命を消耗しているように感じたんです。

「仕事があってお金がもらえるだけ有難いじゃないか!」

とお叱りを受けそうですが、自分の中でそれは違和感でしかなかったんです。私はこういう生き方を死ぬまでするんだろうか、って。

 

人生の大半を「憂鬱」で過ごす恐怖

「仕事にまつわる時間は全て給料が欲しい」

サラリーマン時代の私はそう思ってました。だから仕事を持ち帰るなんて絶対したくなかった(一応禁止されてた)し、休日は仕事のことなんて一切考えたくなかった。

でもそんな生活を繰り返してたら、平日が苦痛でしかなくなってた。週に5日、1日の半分以上が苦痛だった。

月曜の朝は憂鬱でたまらなかったし、毎日「早く週末になれ」って願ってた。

それでも週末なんてあっという間に終わる(休日出勤で潰れることもある)。長期連休は、休み明けが半端なく辛いって分かってるから始まるのさえ怖かった。

私、こんな風にして何年も過ごすの?

そう考えると、絶望的だったんです。仕事からくたびれて帰るたび「生きるって絶望しかないじゃん」って思ってた。

そこで「やりたいことをして生きたら毎日楽しいんじゃないか」って考えるようになったんですよね。

 

時給に換えられない価値もある

仕事を辞めて、興味のあることを学ぶ日々は、楽しいばかりではありません。お金の心配をすることもあれば、将来が見えなくて立ち尽くすこともある。

だけど、先が見えていたサラリーマン時代みたいに絶望することはなくなりました

何をするにも全部自分で決めなきゃいけないけど、自分のためになることを選ぶ自由がある。

それに「今やってることが将来きっと役に立つ」って思えるから、何をやるのにも前向きでいられる。

今やってるライター業も、効率がいいとは言えないけどWebで書く力はついてきてると思ってます。それは絶対に自分のためになる。

役者さんが役作りのためのトレーニングすることや、ブロガーが色んな本を読んだりイベントに出かけて情報収集するのも同じなんじゃないかな?

その時間はお金にならなくても(むしろ出費になっても)、結果的に自分のためになると思ってるから出来る。

何か志すものがあれば、時給に置き換えられない時間も絶対に出てくるのは当然のことなのかな、と思います。

私の今は、学んで試して挑戦するための時間。これから先の人生を、今までより楽しくするための投資

そう思って日々を過ごしています。

 

ユキガオ

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長崎生まれ・神奈川在住の陶芸家。会社員10年目で脱サラし、好きなことして生きていくために奮闘中。
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