
こんにちは、アラサーで脱サラしたユキガオ(@yukigao_22)です。
いきなりですが、もし急に100万円が手に入ることになったらどうしますか?
パソコンを買い替える?大きなテレビを買う?海外旅行に行く?
100万円あったら色んなもの買えそうだよね。旅行だって何回も行けるね!
うんうん、色々買って、旅行行って…で、そのあとどうする?
そのあとって…買ったもの使うとか、旅行の思い出を友達に話すとか…
特にそれ以上は何もしないかな
そうだよね。お金って、使っちゃえばそれまでなんだよね
買うことは「消費すること」
お金があれば、できることは増える。買えるものの幅も広がる。
時間さえあれば旅行にだって新幹線や飛行機を使って行けるし、前から欲しかったものだって買えちゃう。それって楽しいし、嬉しいですよね。
もし、ずーーっとその状態だったらどうですか?いつもお金に余裕があって、なんでも買えちゃう状態。
そしたら、買えるから買いますよね。その状態が続く限りは、きっとそれを繰り返す。
でもふと、それってただ消費してるだけだなーって思ったんですよね。
食べ物を買うのも、誰かが作ったものを消費してる。旅行だって、輸送機関やホテルというサービスを消費してるんです。
※もちろん、投資的な使い方をすれば別ですよ!不動産とか株とかブログのネタにするとかね!
自分で作れる人が羨ましい
消費するということは、誰かが生産してるってことなんですね。
一方の自分はどうかと言うと、これといって何も生産してない。「サラリーマンだったら何か生み出してるだろ!」って思うかもしれませんが、実感としてそれはなかったんです。
消費はできるけど、生産はできない。だから何かを作れる人が羨ましかった。
高価なものや大きなものじゃなくていい。私が憧れたのは、DIYとか家庭菜園とかパンとかアクセサリーとか、すぐ近くの人に手渡せるような何か。
そのどれも、私にはできない。そう気付いて、妙に悲しくなったんです。
「コレじゃない」ものを買っても満足できない
パン屋さんに行って「少し高いな」と思いながらパンを買った時、消費するより生産する側でいたいと思った。
— ユキガオ (@yukigao_22) 2016年5月23日
これは少し前のツイートだけど、パン屋さんに立ち寄った時の感想。「パンを買うお金がない」ってことじゃないですよ(笑)
パンに限った話じゃなくて、何でも自分で作れたら「コレじゃない」感は減るな〜って思ったんです。「コレじゃない」=自分の欲しいものと100%一致してない、ってこと。
「コレじゃない」ものを買うと、また「コレ」を探して買ってしまいませんか?自分で納得のいくお気に入りの「コレ」が作れたらそれで満足できるのに。
それが消費のループにはまり込んでしまう理由なんじゃないかなって思うんです。
陶芸と出会って「作れる」と思えた
なんでもかんでも自分で作れるようになるつもりじゃないんだけど、何か一つでも自分で作れたら面白そうだなって思って陶芸にハマった部分もあります。
もともと器は好きだったから、自分のお気に入りの一枚が作れたら毎日使うのが楽しみになるだろうな〜って。
ほら、本当に気に入ったものって眺めてるだけでも楽しいじゃないですか!(え、私だけ?)
もちろん作ること自体が楽しければ、なおいいですよね。休日だって、ストレス発散に買い物しまくるんじゃなくて、何かを作ることに夢中になれるんだから。
私の場合は、陶芸と出会って「自分でも何か作れる」ことを知りました。そして、もっと自分で作りたいと思うようになったんです。
消費してばかりじゃなく、生産する側へ
常々思うのは、消費する側でなく生産する側でいたいということ。稼いだお金は、ストレス発散の買い物なんかに使うんじゃなくて、新しくものを作り出すための資金にしたい。消費するだけのお金なんていらない。
— ユキガオ (@yukigao_22) 2016年7月29日
サラリーマンで給料もらっても、ストレス発散のために消費してばっかりだった私。「コレじゃない」けど妥協して買ってた私。
それじゃあいつまでも満足できなかったから、何かを作れるようになりたいと思った。お金はそのための投資に回したいと思った。
そうして今の私がいます。
まだまだ手探り状態だけど、誰かに「使いたい!」と思ってもらえる器が作れたら幸せだな〜。なんて妄想しながら陶芸をやっている私なのです。
※でも旅行好きだから、旅費は確保したいけどね!
ユキガオ
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