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スキ、はじめました。

好きなことして生きていこう!と思い脱サラして陶芸始めました。陶器/写真/文章を書くこと/読書が好き。詳しいプロフィールはこちら→http://www.yukigao.com/entry/2016/09/13/112235

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「大企業に就職すれば幸せ」とは限らない。そこにいる目的は何?

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こんにちは、ユキガオです。

大企業って、給料が良くて一生安泰っていうイメージがありませんか?最近でこそそのイメージは崩れてきていますが(大手電機メーかーとか)ひと昔前なら「大手は安心」が常識。

だから、大企業に就職できたら幸せだと思う人も多かったと思います。

 

いやいや、大企業に入れたら幸せでしょ〜。僕も入りたかったなぁ

 

 

(そうなの…?)
私もそう信じてたなぁ。就職を考え始めた時から、大企業に入ることが目標になってた

 

 

それってダメなことなの?

 

 

ダメなわけじゃないよ。それで幸せになれる人もいるだろうし。でも、私の場合は違ったなって思ってる

 

 

 

就職は目的じゃなくて「手段」

よく言われることだけど、就職ってあくまで「手段」なんですよね。これがしたい、あれがしたい、っていう目的を達成するための手段

大企業でしかできないこととか、その企業しかやってないことに興味があれば、そこに就職すればいい。そこで目的を達成していけばいい。

だけど、これと言ってやりたいことがあるわけじゃないのに「とりあえず大企業なら安心だから」っていう気持ちで入るのはお勧めしません。

だって「大企業に就職すること」が目的になってるから。就職したらそこで気持ちプツンと切れてしまう。

最初はがむしゃらに頑張れるけど、自分の生活を犠牲にするほど忙しくなってくると、何のために頑張ってるのか分からなくなるんじゃないかと思うんです。

私、何のためにここまでして頑張ってるんだろうって。

 

内定をもらって人生の安泰を確信した学生時代

昔から「大きい会社に入れば幸せになれるのよ」と母から言われてきました。母のせいじゃないんですけど、それはもう幼い頃からなので、ほとんど洗脳に近いものがあります。

それを信じて疑わず、自分の人生について真剣に考えてこなかったのが、他でもない私です。

高校(高専)進学時は、まだPHSからようやく携帯電話に移行してきた頃。インターネットもまだそこまで普及してなくて、私の世界はすごく狭かった。

視野を広げる努力もせずに、目の前にあるものを淡々とこなしていくだけ。友達と遊んだり、部活に打ち込んだり、青春を謳歌することだけに一生懸命でした。

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そして就活の時期がやってきた2006年。リーマンショックが起こるなんて想像もしないバブリーな時代。私は推薦枠を使って、当時景気の良かった企業に就職しました。

内定がもらえた時は本当に嬉しくて、思わず学校で泣いた。私の人生はこれで安泰だ。そう確信してたんです。

 

楽しかった仕事もいつしかストレスに

就職してすぐは、とにかく目の前のことに精一杯。

1000人近くいる同期とは、ことあるごとに飲み会やBBQをして、名前と顔が一致しないアドレス帳が増えてった。

職場の人はみんな優しくて、仕事をようやく覚えてきた頃は、毎日会社に行きたくて仕方なかった。初めてのゴールデンウィークなんか「早く仕事始まれ〜」って思ってた。

会社は飲み会やら、休日のイベントなんかがあったけど、それが私のプライベートのすべてだった。職場の人たちと仲良くなれるのが嬉しかった。

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会社にいる年数が増えると、だんだん会社の理不尽なところがたくさん見えるようになるし、仕事も任されていって忙しくなる。

忙しい時は、本当に「寝るだけ」のために帰る日々。食事は通勤の車の中、メイクも落とさずシャワーも浴びずに寝る。部屋はどんどん汚くなっていったけど、掃除する気力も湧かなかった。

 

ある日、急な腹痛に襲われた。

大事な役員報告前で、資料作りに追われていた時期。他の業務も抱えてて、ギリギリの状態だった。こんな時に体調なんか崩してられない、そう思ってた。

だけど止まない腹痛。謎の不正出血。「ほんとに死ぬのかも…」と意識が朦朧とする中で近くの人に何度も繰り返し呟いてた。

「助けてください…」

結局私はそのまま緊急入院。

週末に役員報告だったのに、その週いっぱい休むことになった。

職場の人たちに病院に連れて行ってもらったあげく、役員報告も他の業務もすべて肩代わりしてもらった。申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

入院してあちこち検査をした結果は「原因不明」。翌週にはまた職場に戻った。

 

本当に「楽しめる」働き方を探して

この数日休んで思ったのは「なんだ、私がやらなくても何とかなるんだ」ってこと。

もちろん周りの人がめちゃくちゃ頑張ってフォローしてくれたからこそなんだけど、それにしても呆気ないな、って。

それ以降、謎の腹痛は再発しなかったけど、これが働き方を考え直すキッカケになったのは間違いないです。

あの入院から半年経たないうちに私は退職を決め、その半年後に正式に退職しました。

退職に至った理由はもちろんこれだけじゃありません。だけどこれが一因だったと思います。

目的がないということは、自分がきつくなった時に支えてくれるものがないということ。支えてくれるモチベーションがなければ、人はそれを「ストレス」として受け取ってしまうんですね。

会社ではよく「私たちは人生の大半を仕事に費やしているのだから、楽しみましょう」と言われていました。

あの場所にいたまま楽しむ方法もあったのかもしれません。でも私は見つけられなかった。別の場所へ行った方が「楽しめる」と思った。

初めて自分で「こうしたい」という目的を持てたから、そのために全力を注ぎたいって思った。

 

いつか死ぬなら毎日夢中になりたい

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これはあくまで私のケースです。

だけど目的もなく「大企業だから」という理由で就職したら、程度の差はあれど同じような心境になるんじゃないでしょうか。

人が火事場の馬鹿力を出せるのは、本気で達成したい目的があるときだと思うんです。目的を達成するイメージが、自分を支えてくれる。

楽しく働くって、楽することじゃないんですよ。全力で夢中になれるかどうかだと思うんです。夢中になれたら、きつくても「楽しい」と思えるし頑張れる。

だから、目的なく働いてたら辛くなって当たり前じゃないかな。潰れてしまう前に、自分が本当に楽しめることを見つけた方がいい。

人はいつか死ぬんだから、どうせなら毎日全力で夢中になって生きていたいな。

 

ユキガオ